AI文字起こしツール『notta』がパワーアップ。新機能搭載で何ができるようになるの?

AI要約

AI文字起こしツール『notta』が新機能を搭載し、さらにパワーアップしている。過去の内容への参照やカスタムテンプレートの追加、動画の吹き替えサービスなどが加わっている。

吹き替えサービスは現状、改善の余地があるとの感想もあるが、AIの学習による成長を期待している。

将来的には外国人取材やインタビューでの活用が期待され、働き方の選択肢も増える可能性がある。

AI文字起こしツール『notta』がパワーアップ。新機能搭載で何ができるようになるの?

議事録づくりなど、音声にまつわる作業が楽になるAI文字起こしツール『notta』。

私もインタビューや取材の文字起こしに使っていますが、1時間程度の音声が約5分くらい文章化され、さらにAIで要約までしてくれるから本当に便利だと感じています。

そんなnottaがAIを使った新機能を搭載し、さらにパワーアップ。すでに使える機能もあるので、触った感想も併せて紹介しますね。

定例会議など、複数回にわたってあるテーマにおいて議論されたり、進捗が報告されたりすることってありますよね。

そんなとき、実装予定の「Nottaチャットボット」を使えば、過去の内容にまで遡ってトピックを列挙してくれるようになります。

nottaは、文字起こしだけではなく、文字起こしした内容をAI要約してくれます。

その要約は、「インタビュー・面接」「商談」「定例会議」「YouTube動画」などのテンプレートから選択可能。しかし、すべての会話やスピーチがテンプレートのように進むはずもありません。そこで、テンプレートをカスタムする機能が追加されました。

「設定」→「テンプレート管理」を開き、叩き台にしたいデフォルトのテンプレートを複製します。

複製したら、「プライベート」にカスタムの作る土台ができるので、自分好みにプロンプトを入れましょう。

動画の中で話されている内容をAIが吹き替えするサービスもはじまります。

プラットフォームに動画を読み込ませ、言語を選択するだけ。15言語対応で、自動字幕起こしもしてくれます。

ただ、一足先に触らせてもらった上で率直な感想を述べるなら、かなりぎこちないです。吹き替えは緩急が激しく、スローモーションのように話したかと思ったら、急に早口になって、お世辞にも聞きやすいとは言えません。

とは言え、AIは学習すればどんどん成長するはずなので、近い将来、仕事でも使えるようになるだろうと期待しています。

そうなったら、外国人を対象とした取材やインタビューの記録映像を流し込み、当日の雰囲気や流れをビジュアルと合わせて確認してみたい。これが当たり前に使えるようになったら、働き方の選択肢も増えそうです。

文字起こしとAI要約だけでも十分便利ですが、これからもっと使い勝手が良くなるみたい。nottaでどんどん生産性向上させていきたいです。

Source:notta