軽カーではなくなったダイハツ「ハイゼットトラック」…5インチリフトアップしてルーフテントを装着! 普通車ナンバーになって遊びの幅が広がりました!

AI要約

北陸カスタムカーショーで普通車登録となったリフトアップしたダイハツ「ハイゼットトラック」のカスタム車両を紹介。

足まわりから荷台に至るまで機能アップしたカスタム内容や特徴を解説。

普通自動車登録により可能となったスタイリッシュな装備やアクセサリーについても紹介。

軽カーではなくなったダイハツ「ハイゼットトラック」…5インチリフトアップしてルーフテントを装着! 普通車ナンバーになって遊びの幅が広がりました!

2024年7月27日~28日に開催された北陸カスタムカーショーの会場で気になる車両をチェック。今回は軽トラックのダイハツ「ハイゼットトラック」をリフトアップして大迫力カスタムを敢行、結果として普通車登録となったのを逆に利用してさらなる機能アップを果たしてしまったクルマを紹介します。

北陸カスタムカーショーの会場に展示されていたカスタム車両の中でも、ひときわ目立っていたのが、軽トラのダイハツ「ハイゼットトラック」をベースにしたリフトアップカスタムだ。話を聞いてみると、兵庫県の但東自動車がプロデュースする「SAMURAI PICK UP」という車両で、リアにルーフトップテントを搭載した1台だ。

足まわりは同社のキットで5インチのリフトアップを実現。これは単純なリフトアップだけでなく、キャンバー角の補正やプロペラシャフトの角度補正なども行うコンプリートキットとなっているそうだ。

そんな足まわりに、WORK EQUIPホイールの15インチ×9J+7という巨大サイズのリムに215/75R15サイズのBFグッドリッチ マッドテレーンT/A KM3タイヤを装着。これをカバーすべく、巨大なオーバーフェンダーを装着した結果、この車両は普通車登録となってしまうそうだ。

普通自動車登録となり、車体サイズに関する制限がなくなったことで、フロントにはパイプ製のバンパーガードを、リアにも荷台への乗り降りの際に便利なステップバンパーを装着している。これは軽自動車登録では実現できなかったスタイルだ。

さらに荷台に装着したキャリアは、「トラレール」と呼ばれる但東自動車のオリジナル商品で、荷台への穴空け加工なしで装着が可能というアイデアアイテムだ。システムアップも可能で、これを組み合わせることで荷台全体を覆うケージとなっており、展示車両は側面にウォータータンクやエスケープラダー、サイドオーニングなどを設置しているほか、上面には水平にチルトアップする大きなルーフトップテントを装着している。