「日本株型」アクティブ型投信の中で、NISAにおすすめの2本を紹介! つみたて投資枠の「大和住銀DC国内株式ファンド」と、成長投資枠の「配当物語」に注目!

AI要約

日本株を投資対象とするアクティブ型投資信託の中で、NISAにおすすめの2本を紹介。

一つ目は「大和住銀DC国内株式ファンド」で、最優秀賞を受賞し、ROE向上が期待される割安株に投資。

二つ目は「配当物語[ニュー配当利回り株オープン]」で、高配当株を組み入れ、安定した高配当銘柄と将来の高還元が期待できる。

アクティブ型投資信託の成績が重要であり、短期・中期・長期の全期間で好成績をキープすることが理想的。

「大和住銀DC国内株式ファンド」と「配当物語」は市場平均を上回るパフォーマンスを示し、安定した成績を誇る。

投資する際は自身のリスク許容度や投資目的に合わせて選択することが重要。

投資信託の最新の基準価額を確認し、長期的な視点での積立投資を考える際に参考になる2本の投資信託。

「大和住銀DC国内株式ファンド」と「配当物語」は安定感があり、将来の資産成長を期待できる。

「日本株型」アクティブ型投信の中で、NISAにおすすめの2本を紹介! つみたて投資枠の「大和住銀DC国内株式ファンド」と、成長投資枠の「配当物語」に注目!

 「日本株」を投資対象としているアクティブ型投資信託の中で、NISAにおすすめの2本を紹介!  安定して好成績の 「大和住銀DC国内株式ファンド」と、高配当株を組み入れる「配当物語[ニュー配当利回り株オープン]」に注目! 

●「ザイNISA投信グランプリ2024」で最優秀賞と優秀賞に輝いた

「大和住銀DC国内株式ファンド」と「配当物語」に注目! 

 投資信託には、市場平均(指数)に連動することを目指すインデックス型と、市場平均を上回るパフォーマンスを目指すアクティブ型がある。アクティブ型の投資信託を選ぶ際、もっとも重要なのは成績だ。成績が市場平均と同じくらい、もしくはそれ以下ならば、わざわざアクティブ型を買う意味がなくなる。

 成績は、直近の数字がいいだけだと“まぐれ”の可能性がある。また、長期の成績はいいのに短期的な成績が右肩下がりというのも、優良な商品とは言えない。短期(1年)・中期(3年)・長期(5年)のどれをとっても好成績なのが、理想のアクティブ型投資信託だ。

 ここでは、日本株に投資する「日本株型」のアクティブ型投資信託の中で、短期・中期・長期の全期間の成績が市場平均を上回っており、好成績をキープして下がりにくい、といった条件を満たす2本を紹介!  ちなみに、この2本は春に発表された「ダイヤモンド・ザイNISA投信グランプリ2024」でも表彰された実力派。日本株型の投資信託を買いたい人は参考にしてほしい。

(※基準価額などのデータは2024年6月末時点。比較した指数はTOPIX(配当込み)。7~8月は株価の乱高下が激しかったため、投資する際には最新の基準価額を必ず確認してほしい)

 最初に紹介する投資信託は、大和住銀DC国内株式ファンド(三井住友DSアセットマネジメント)だ。

 大和住銀DC国内株式ファンドは「ダイヤモンド・ザイNISA投信グランプリ2024」の「日本株総合部門」で最優秀賞に輝いた投資信託。ROE (自己資本利益率)向上が期待できる割安株に投資する。好成績をキープしているうえに、アクティブ型の投資信託としてはコストも控えめで、全般的に隙がない。

 ちなみに、新NISAではつみたて投資枠でしか買えないが「分散の手段として、日経平均連動型のインデックス型投資信託などと併せて持つといい」と、楽天証券資産づくり研究所の篠田尚子さんはアドバイス。安定感があるので、安心して長期積立ができそうだ。

 続いて紹介するのは、配当物語[ニュー配当利回り株オープン](三井住友トラスト)だ。

 配当物語は、その名のとおり高配当株を組み入れた投資信託。「安定した高配当銘柄と、将来の高還元が期待できる銘柄という2つの視点で投資し、運用実績は長期で安定しています」(SBI証券投資情報部の川上雅人さん)

 1年・3年の上昇率が日本株型の投資信託の中でもトップクラスで、なおかつ成績のブレが小さいことが魅力。“配当人気”が下支えして逆風にも強い。ちなみに、分配金利回りは控えめで、資産の成長を重視する人向きだ。