「怪しい中国艦」が日本の領海に侵入 民間船みたいな外観だけど厄介? 昨年9月以来の「13度目」

AI要約

防衛省は2024年8月31日、中国海軍のシュパン級測量艦が日本の領海に侵入したことを発表。

海上自衛隊が警戒監視し、情報収集にあたった。

中国海軍の測量艦が領海に侵入する事案は13度目で懸念されている。

「怪しい中国艦」が日本の領海に侵入 民間船みたいな外観だけど厄介? 昨年9月以来の「13度目」

 防衛省は2024年8月31日、中国海軍のシュパン級測量艦1隻が、口永良部島(鹿児島県)南西の領海に侵入したと発表。自衛隊が撮影した画像も公開しました。

 その後、中国艦は屋久島(鹿児島県)南西の領海から出て、南に向けて航行したとのこと。これに対し海上自衛隊は、掃海艇「ししじま」やP-1哨戒機が警戒監視・情報収集にあたったとしています。

 

 今回確認されたシュパン級測量艦は、満載排水量5883トン、全長129.3mで、9隻が配備されています。一見すると民間船のような大人しげな外観ですが、潜水艦を運用するために必要な海洋情報を収集する役割を担っているとみられます。

 

 中国海軍の測量艦が領海に侵入する事案は、今回が初めてではありません。防衛省によると、昨年9月以来の13度目で、懸念すべき事態としています。