BIE事務局長「10月中旬までに対策を」 万博会場横のIR工事で
AI要約
2025年大阪・関西万博の会期中に、IR工事が進行する隣接地での問題が発生。BIE事務局長が問題解決を目指している。
BIEは10月中旬までに万博への影響を避ける対策を確認する考えを示し、複数の対策案が提示されている。
大阪府市がIR事業者からの建設計画説明を受け、問題が懸念されていたが、対策が検討されている。
2025年大阪・関西万博の会期中に、会場の隣で進む統合型リゾート（IR）の工事をめぐる問題で、博覧会国際事務局（BIE）のディミトリ・ケルケンツェス事務局長は30日、10月中旬までに、万博に悪影響を与えないかたちで解決させたいとの考えを示した。
朝日新聞の取材に応じ、「10月中旬までに、IR工事が万博に悪影響を与えないような対策を確認したい」と述べた。
詳細は明らかにしなかったが、経済産業省や日本国際博覧会協会（万博協会）などが間に入り、IR事業者や誘致した大阪府市側から、複数の対策案が示されているという。
IRをめぐっては今春、大阪府市が万博協会関係者などに建設計画を説明。BIEや経済界からは騒音などを懸念し、会期中の工事中断を求める声が出ていた。
