米国株式市場=ダウ最高値、GDP上方改定を好感 エヌビディアは下落

AI要約

米国株式市場は、ダウ工業株30種が最高値を更新し、第2・四半期のGDP上方改定に支えられた。ただ、半導体大手エヌビディアは決算発表後に下落。

第2・四半期のGDP改定値は前期比3.0%増となり、個人消費や企業利益の伸びを反映。景気後退入りを回避できるとの観測が強まった。

LPLファイナンシャルのエコノミストは、支出の上方修正とインフレの下方修正が経済の軟着陸につながると指摘している。

米国株式市場=ダウ最高値、GDP上方改定を好感 エヌビディアは下落

[ニューヨーク 29日 ロイター] - 米国株式市場は、ダウ工業株30種が最高値を更新した。米国の第2・四半期の国内総生産(GDP)伸び率が上方改定されたことを受けた。ただ、前日に決算を発表した半導体大手エヌビディアは下落して終了した。

商務省が発表した第2・四半期のGDP改定値は年率換算で前期比3.0%増と、速報値の2.8%増から上方改定された。堅調な個人消費が堅調だったことに加え、企業利益も回復。米経済はリセッション(景気後退)入りを回避できるとの観測が裏付けられた。

LPLファイナンシャルのチーフエコノミスト、ジェフリー・ローチ氏は「支出の上方修正を伴うインフレの下方修正は経済のソフトランディング(軟着陸)の根拠になる」としている。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 41335.05 +243.63 +0.59 41345.5 41577.9 41086.8

0 7 1

前営業日終値 41091.42

ナスダック総合 17504.34 -51.69 -0.29 17610.5 17789.2 17482.6

7 1 0

前営業日終値 17556.03

S&P総合500種 5588.63 -3.55 -0.06 5607.30 5646.95 5583.71

前営業日終値 5592.18

ダウ輸送株20種 15868.93 +1.56 +0.01

ダウ公共株15種 1014.80 +4.18 +0.41

フィラデルフィア半導体 5026.62 -32.94 -0.65

VIX指数 16.06 -1.05 -6.14

S&P一般消費財 1471.84 +2.95 +0.20

S&P素材 587.38 +3.26 +0.56

S&P工業 1098.58 +7.62 +0.70

S&P主要消費財 876.13 -4.15 -0.47

S&P金融 752.11 +6.32 +0.85

S&P不動産 270.26 -1.09 -0.40

S&Pエネルギー 694.02 +8.61 +1.26

S&Pヘルスケア 1816.49 +3.85 +0.21

S&P通信サービス 298.51 -0.65 -0.22

S&P情報技術 4253.30 -31.89 -0.74

S&P公益事業 383.17 +2.08 +0.55

NYSE出来高 4.36億株

シカゴ日経先物9月限 ドル建て 38305 - 45 大阪比

シカゴ日経先物9月限 円建て 38285 - 65 大阪比