豪BHP純利益39%減 前6月期 事故特損響く

AI要約

豪資源大手のBHPが2024年6月通期決算を発表し、純利益が前年比38・9%減の78億9700万ドルとなった。減損や特別損失の影響が大きかった。

ニッケル事業の減損やブラジル・サマルコのダム事故関連の特別損失が顕著で、石炭の減益を補う形で鉄鉱石や銅の業績が良かった。

基礎的金利・税・償却前の利益(EBITDA)は3・8%増の290億1600万ドルを記録し、総合的には増収増益となった。

豪資源大手のBHPが27日発表した2024年6月通期決算によると、純利益は78億9700万ドル(1兆2700億円)と前年比38・9%減った。西豪州のニッケル事業の減損で27億ドル、ブラジル・サマルコのダム事故関連で38億ドルの特別損失が響いた。本業は石炭の減益を鉄鉱石、銅で補い、基礎的金利・税・償却前の利益(EBITDA)は290億1600万ドルと3・8%増だった。