ゴールドマン、コモディティー取引共同責任者シアオ氏が退社へ
ゴールドマン・サックス・グループのコモディティー・トレーディング共同責任者、チン・シアオ氏が22年余り在籍した後、退社することが決定した。
シアオ氏は今年いっぱいで退職し、以前はアジアと欧州・中東・アフリカの商品取引を担当していた。
ゴールドマンのコモディティー部門は、エド・エマーソン氏の退任後、退職者が相次いでおり、ヘッジファンドによるトレーダーの引き抜きも進んでいる。
（ブルームバーグ）： ゴールドマン・サックス・グループのコモディティー・トレーディング共同責任者、チン・シアオ氏が退社する。ゴールドマンには22年余り在籍した。
ブルームバーグ・ニュースが確認した社内文書によると、シアオ氏は今年いっぱいで退職する予定だという。シアオ氏は以前、アジアと欧州・中東・アフリカの商品取引を担当していた。
ゴールドマンのコモディティー部門は、1980年代初頭からウォール街で最も著名な部門の１つだったが、同部門を率いていたエド・エマーソン氏が昨年末に退任を表明して以来、退職者が相次いでいる。エマーソン氏の退任後、シアオ氏が共同責任者に就任した。
ゴールドマンの稼ぎ頭、３年で１億ドル手にしたエマーソン氏退任へ
ヘッジファンドは、コモディティーに対する投資家の関心の高まりとそのリターンに賭けて、銀行のコモディティートレーダー、特に複数の市場に精通したトレーダーを引き抜いている。最近では、商品指数オプションとエキゾチック取引のトレーダーだったマイク・セベロ氏がゴールドマンを退社した。トーマス・エイブ氏はバリアズニー・アセット・マネジメントに移籍した。
ゴールドマン、商品トレーダー退職続く－エイブ氏はバリアズニー移籍
原題：Goldman Commodities Trading Co-Head Qin Xiao to Depart Bank (1)（抜粋）
(c)2024 Bloomberg L.P.
