東京円、145円近辺

AI要約

27日の東京外国為替市場では円相場が1ドル=145円近辺で取引された。

FRBの利下げ観測による円安ドル高の動きが続き、米景気先行き懸念の和らぎも材料視された。

外為ブローカーによれば、円の急激な上昇後のスピード調整の動きが見られた。

 27日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=145円近辺で取引された。

 午後5時現在は前日比1円09銭円安ドル高の1ドル=144円98銭~145円00銭。ユーロは96銭円安ユーロ高の1ユーロ=161円85~89銭。

 米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ観測を受けて前日26日に円相場が急伸した反動で、円を売ってドルを買う動きが続いた。米景気の先行き懸念が和らいだことも材料視された。

 外為ブローカーは「前日の円上昇が急激だったため、スピード調整のような格好で売られた」と指摘した。