友人がユーザー車検を使ったら「3万円以上」費用が浮いたと言っていました。ユーザー車検って“誰でも”できるんですか? ディーラーよりも安いのでしょうか?

AI要約

車検費用を抑える方法として、ユーザー車検がある。

ユーザー車検のメリットとデメリット。

検査に不安がある場合の対応方法。

友人がユーザー車検を使ったら「3万円以上」費用が浮いたと言っていました。ユーザー車検って“誰でも”できるんですか? ディーラーよりも安いのでしょうか?

車は買うこと以上に、持ち続けることのほうが大変といわれることがありますが、理由の1つに挙げられるのが車検費用でしょう。車検は、カーディーラーに任せているという人も多く、それが当たり前だと思っている人もいるのではないでしょうか。

しかし、自分でも車検手続きができ、費用を抑えられるかもしれないことをご存じでしょうか。ユーザー車検という言葉を聞いたことがあっても、「自分では無理だろう」と考えている人もいるかもしれません。

本記事ではユーザー車検の概要と注意点、費用の違いを解説します。

ユーザー車検では、通常はディーラーや整備工場に任せる車検手続きを、車の所有者本人が運輸支局(軽自動車の場合は軽自動車検査協会)にて行います。

ユーザー車検の最大のメリットは、車検費用を抑えられることです。

一方、デメリットとして、ユーザー車検の手続きは平日の日中(午後4時ごろまで)に限られること、自分の時間が取られること、検査に合格できなかった場合は自力で対応しなければならないことなどが挙げられます。

ユーザー車検自体は、平日の昼間に時間が取れる人であれば誰でも行えます。

ただし、書類の用意と作成、検査レーンでの車の操作、検査に落ちた後の対応まで全て自分で行わなければならないことを知っておきましょう。なお、ユーザー車検を受けるためには、事前の予約が必要です。

■検査に不安がある場合や通らなかった場合の整備は、予備検査場を使う

検査に不安がある人は、テスター屋と呼ばれる民間の予備検査場を使うと良いでしょう。車検場に似た環境で本番前に予備検査を受けることで、車検に通るかどうかの確認と必要な調整、検査レーンでの操作の練習を行えます。

費用は、予備検査場によって違いますが、全ての検査をひとまとめにして5000円前後で対応してくれる検査場もあるようです。車検に通らなかったときの調整に対応している予備検査場もあり、使えば安心してユーザー車検に臨めます。