関空国際線新保安検査場9月オープン 1カ所集約、設備最新化で効率アップ

AI要約

関西国際空港第1ターミナルで国際線の新しい保安検査場の一部が9月3日にオープンする準備が進められている。

新検査場では、スマートレーンを導入し、効率的な検査が行われる予定だ。

関西エアポートは2025年の大阪・関西万博開幕直前に全施設が完成する予定であり、設備の更新が進められている。

関空国際線新保安検査場9月オープン 1カ所集約、設備最新化で効率アップ

関西国際空港第1ターミナルで国際線の新しい保安検査場の一部が9月3日にオープンするのを前に26日、報道機関に内部が公開された。南北2カ所に分かれていた現在の施設を1カ所に集約。所持品を載せるトレーが自動で進むスマートレーンを最新の設備に更新し、検査の効率化を図る。

関空を運営する関西エアポートは令和3年5月から大規模改修を開始。国際線保安検査場は、2025年大阪・関西万博開幕直前の来春に全施設が完成予定だが、設備などが整った一部を先行オープンさせる。

スマートレーンの強化で、1時間当たりの処理能力は4500人から5千人に向上する。すべての設備が整う来春は広さが約8割拡張し、スマートレーン2台を追加。処理能力は6千人になる。

関西エアの江村剛執行役員は「日本でも有数の最先端設備を導入した。関空から快適な旅行を楽しんでほしい」と話した。