関空、動線自動切り替えの国際線新検査場 9/3先行オープン

AI要約

関西空港を運営する関西エアポート(KAP)は8月26日、リノベーション工事を進めている第1ターミナル(T1)の新国際線エリアについて、4階にある保安検査場の一部を開港30周年前日の9月3日に先行オープンすると発表した。検査場を集約し、利用客の動線を自動的に切り替えるシステムを日本で初導入する。待ち行列を管理する「キューイングマネジメントシステム」も導入され、保安検査レーン誘導が効率的になる。

T1のリニューアルは4つのフェーズに分けて進められており、今回の先行オープンはフェーズ3の一部に当たる。保安検査場の拡張と機能向上が行われ、将来的にはさらなる増設も計画されている。フェーズ3では国際線入国エリアの移設や新商業エリアの整備も行われる予定だ。

リニューアル工事は現在順調に進行しており、2026年には全体のプロジェクトが完了する予定だ。関西空港の機能向上により、利用客へのサービスが向上し、2025年の大阪・関西万博にも対応できる体制を整えている。

関空、動線自動切り替えの国際線新検査場 9/3先行オープン