友人と2人でドライブに行くと、ガソリン代として「1000円」をくれます。ありがたいのですが、もらいすぎでしょうか?

AI要約
車の燃費やガソリン価格を元に、友人とドライブする際の適切なガソリン代を算出する一般的な車の燃費は18.9km/Lで、ガソリンの小売価格は174.5円/Lである1km走るごとに約9.2円のガソリン代がかかる
友人と2人でドライブに行くと、ガソリン代として「1000円」をくれます。ありがたいのですが、もらいすぎでしょうか?

自分の車で誰かとドライブに行くときに、相手がガソリン代を渡してくれることがあります。今回のケースのように、友人がドライブするときに1000円など毎回決まった金額を渡してくれるケースもあるでしょう。

どれくらいのガソリン代をもらえばいいかは、友人との関係性や相手の気持ちにもよるため、正解はないといえます。

しかし車の燃費やガソリン小売価格、走行距離から割り出したガソリン代の目安から、適切な金額を判断できるかもしれません。

本記事では、一般的な車の燃費やガソリン小売価格をご紹介しつつ、1000円が適切といえるかシミュレーションします。

一般的な車でドライブするときにどれくらいの費用がかかっているかを計算しましょう。最初に車の燃費とガソリン小売価格を調べ、走行距離ごとのおおまかなガソリン代を算出します。

■一般的な車の燃費とガソリン小売価格

国土交通省「自動車燃費一覧(令和6年3月)」にて公表された「ガソリン乗用車のWLTCモード燃費平均値」は、全体で「18.9キロメートル/リットル」でした。

燃費平均値は車両重量に左右されるところが大きいようです。重量が740キログラムまでの車では平均値が24.7キロメートル/リットルですが、1991~2100キログラムでは10.1キロメートル/リットル、2271キログラム以上では8.4キロメートル/リットルです。

今回のケースでは、燃費が全体平均の「18.9キロメートル/リットル」である車に乗っていると仮定します。

またガソリン小売価格ですが、経済産業省資源エネルギー庁が発表した「石油製品価格調査」によると、2024年8月19日時点の店頭現金小売価格は174.5円/リットル(レギュラーガソリン)でした。今回はこちらの価格を参考に計算します。

■1キロメートル走るごとにかかるガソリン代は約9.3円

燃費が「18.9キロメートル/リットル」の車の場合、18.9キロメートル走るごとに174.6円かかる計算です。1キロメートルに換算すると、約9.2円かかります。この金額を基に、走行距離に応じたガソリン代予想を表1にまとめました。

表1