セブン株急騰、22.7%高 買収交渉進展の思惑で

AI要約

東京株式市場でセブン&アイ・ホールディングスの株価が急騰し、カナダのコンビニ大手から買収提案を受けたことが原因である。

セブン&アイの時価総額は5兆円を超えており、巨額買収の可能性が市場で話題となっている。

投資家たちは交渉の進展を期待して買い注文が殺到し、株価はストップ高となった。

 週明け19日の東京株式市場で、セブン&アイ・ホールディングスの株価が前週末比400円(22.7%)高の2161円へ急騰し、値幅制限いっぱいのストップ高で終わった。カナダのコンビニ大手アリマンタシォン・クシュタールから買収提案を受けたと取引時間中に伝わり、今後の交渉進展への思惑から買い注文が集中した。

 セブン&アイの時価総額は19日終値時点で5兆円を超えており、実現すれば巨額買収となる。市場では「交渉が進むかどうかは現時点では分からないが、話題に乗り遅れまいとする投資家が買いに走った」(中堅証券)との声があった。