セブン&アイ、カナダのコンビニ大手から買収提案 特別委員会で検討

AI要約

小売り大手セブン&アイ・ホールディングスがカナダのコンビニ大手「アリマンタシォン・クシュタール」からの買収提案を受け検討中。

クシュタール社は29の国や地域で1万6700店のコンビニやガソリンスタンドを展開し、売上高は約692億ドル。

セブン&アイは世界各地で8万店以上展開し、売上高は11兆4717億円。提案受諾の返答を検討中。

セブン&アイ、カナダのコンビニ大手から買収提案 特別委員会で検討

 小売り大手セブン&アイ・ホールディングスは19日、カナダのコンビニ大手「アリマンタシォン・クシュタール」から買収の提案を受けていることを明らかにした。社内に設置した特別委員会で検討した上で、提案を受け入れるかどうか返答するという。

 クシュタール社のホームページによると、同社はカナダや欧州など29の国と地域で、コンビニやガソリンスタンドなど計1万6700店を展開している。2024年4月期の売上高は約692億ドル(約10兆円)。

 一方、セブン&アイはコンビニ「セブン―イレブン」を国内で2万1千店以上、世界で計8万店以上展開する。売上高は24年2月期で11兆4717億円だ。