ボルトがなくても強い結合を実現する「圧入」とは?【バイク用語辞典】

AI要約

アセンブリングの方法として、パーツを専用工具や圧力を使って押し込むことで強固に接合する方法。

ボルトなどを使用せずに接合でき、外れにくいため、エンジン部品やベアリングなどで使用される。

反対の部材同士が圧力で押し合うことで、より頑丈な接合が可能となる。

ボルトがなくても強い結合を実現する「圧入」とは?【バイク用語辞典】

 読んで字のごとく「圧を加えて入れる」こと。そのままでは入らないパーツを専用工具などを使って押し込むことで、穴側の部材と入れる側の部材が反発しあうような圧力が生まれます。

 その結果、強い力で接合され、ボルトなどを使わずとも簡単には外れないようになるのです。

 エンジンのクランクシャフトやホイールベアリングなど、ボルトなどは使えないが簡単に外れては困る箇所に用いられます。