Xがブラジル事業閉鎖、最高裁「脅迫」で サービスは継続

AI要約

メディアプラットフォームのX(旧ツイッター)は、ブラジル最高裁の命令により、現地法定代理人を逮捕する脅迫を受け、ブラジル事業を閉鎖すると発表。

イーロン・マスク氏は、最高裁判事を非難し、検閲や個人情報引き渡し要求に異議を唱え、ブラジルでのサービスは継続すると述べた。

最高裁はXの公表文書の信憑性についてコメントを避けた。モラエス判事は、デジタル民兵の調査でXに停止命令を出し、マスク氏による反応により一連の出来事が起こった経緯がある。

Xがブラジル事業閉鎖、最高裁「脅迫」で サービスは継続

Luana Maria Benedito

[サンパウロ 17日 ロイター] - メディアプラットフォームのX(旧ツイッター)は17日、ブラジル事業を「直ちに」閉鎖すると発表した。ブラジル最高裁判所の一部アカウントの停止命令に関し、命令に従わなければ現地法定代理人を逮捕するなどの脅迫を判事から受けたとしている。同国でのサービスは継続する。

Xは17日、公式アカウントで、ブラジル最高裁のモラエス判事が署名したとする文書の画像を掲載。文書はモラエス判事の命令に従わなければ法定代理人に逮捕状を出し1日当たり2万レアル(3653ドル)の罰金を科すとしている。「スタッフの安全を守るため、ブラジル事業を直ちに閉鎖することを決定した」と述べた。マスク氏はXへの投稿で、モラエス氏を「司法の恥さらし」と非難し、同氏の「検閲と個人情報の引き渡し要求」に同意できなかったと述べた。

最高裁は、ロイターにXが公表した文書の信憑性について肯定も否定もしないと述べた。

モラエス判事は今年、ボルソナロ前政権時代にフェイクニュースやヘイトメッセージを流したとされる「デジタル民兵」の調査の一環でXに一部アカウントの停止を命じた。Xのオーナーであるイーロン・マスク氏が命令は「違憲」と指摘し、停止命令が出たアカウントを復活させると発言すると、マスク氏への調査を開始した。その後、Xは一転して裁判所命令に従うと表明。停止命令対象のアカウントが有効になったのは運営上のミスと4月に説明していた。