ランボルギーニ『テメラリオ』発表:920馬力ハイブリッドはツインターボV8+3モーター

AI要約

ランボルギーニは新型スーパースポーツカー『テメラリオ』を発表。ツインターボV8+電気モーターのハイブリッドパワートレイン搭載し、『ウラカン』の後継モデル。

テメラリオはHPEVシリーズの2番目のモデルで、パフォーマンス、ドライビングプレジャー、快適性の概念を一新するモデル。

テメラリオのハイブリッドパワートレインは合計920psを発生し、ツインターボV8エンジンは1万rpmに達し、最高速度は340km/hを超える。

ランボルギーニ『テメラリオ』発表:920馬力ハイブリッドはツインターボV8+3モーター

ランボルギーニは8月16日、新型スーパースポーツカー『テメラリオ』を発表した。ツインターボV8+電気モーターのハイブリッド・パワートレインを搭載し、『ウラカン』の後継モデルになる。

テメラリオは、『レヴエルト』に続くHPEV(ランボルギーニ高性能電動車)シリーズの2番目のモデルであり、これでラインアップの電動化が完成する。「パフォーマンス、ドライビングプレジャー、快適性の概念を一新するモデル」とランボルギーニは謳う。

テメラリオのハイブリッドパワートレインは、新開発ツインターボV8エンジンと3つの電気モーターを組み合わせ、合計920psを発生する。ツインターボV8はサンタアガタ・ボロニェーゼでゼロから設計・開発されたもので、1万rpmに達することができる最初の市販エンジンだ。最高速度は340km/hを超え、0-100km/h加速は2.7秒。

ランボルギーニ会長兼CEOのステファン・ヴィンケルマン氏は、「テメラリオは正真正銘の『フオリクラッセ』、クラスを超えたスーパーカーだ。ランボルギーニの新型車はすべて、性能面では先行車を凌駕し、同時に排ガス面ではよりサステイナブルでなければならない。テメラリオの導入によってランボルギーニは、全車種電動化された最初の高級車ブランドとなった」と述べた。

テメラリオは空力効率でも新たな高みに到達し、スタイリスティックなディテールやラインと相まって、ブランドのデザインの新たなランドマークとなった。最先端の高強度超軽量合金の採用により、車体のねじれ剛性が大幅に向上し、優れたダイナミクスに貢献している。

テメラリオは、サーキットでその性能をフルに発揮するスーパースポーツカーであると同時に、同セグメントのどのクルマよりも広い乗員・荷物スペースを提供する。ランボルギーニ・ビジョン・ユニット・システムの導入により、ブランド史上最も先進的なマルチメディア体験を乗員に提供する。