NY株3日続伸554ドル高 米景気への安心感で買い

AI要約

ニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は3日連続で上昇し、前日比554.67ドル高の4万0563.06ドルで取引を終えた。

米商務省が発表した7月の小売売上高が前月比1.0%増と2カ月ぶりのプラスで、市場の予想を上回る伸びを示したため、米経済の切り返しに期待感が広がった。

また、別の経済統計でも米国の雇用状況の改善が示され、投資家の買い注文が増加した。

 【ニューヨーク共同】15日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は3日続伸し、前日比554.67ドル高の4万0563.06ドルで取引を終えた。米景気動向に対する安心感が投資家に広がり、幅広い銘柄で買い注文が優勢だった。

 米商務省が朝方発表した7月の小売売上高は、前月比1.0%増と2カ月ぶりのプラスだった。金融市場の予想を大幅に上回る伸びを示したことから、米経済の減速に対する懸念が後退し、買い注文が膨らんだ。別の経済統計で米国の雇用状況の改善が示されたことも、買いを促した。