今知っておくべき韓国の新進気鋭デザイナー3組 「ミュン」「ブンダーカマー」「ビミュエット」

AI要約

ソウルで行われたファッションショーについて、3人の注目のデザイナーが石村湖の遊歩道で新しいコレクションを披露した。

ファッションショーはソウルの美しい景観をバックに100人のモデルが登場し、壮大な光景を作り上げた。

デザイナーたちがそれぞれのブランドのアイデンティティーを表現し、ソウルファッションロードの成功に貢献した。

今知っておくべき韓国の新進気鋭デザイナー3組 「ミュン」「ブンダーカマー」「ビミュエット」

日々、新しいファッションやトレンドが行き交う街ソウルで注目を集める3人の新進気鋭のデザイナーが5月、石村湖(ソッチョンホス)の遊歩道でファッションショーを行った。街の高層ビル群と石村湖の青い自然豊かな景観を背景に100人のモデルが登場したフィナーレは、これ以上ない壮大な光景を作り出した。ソウルの美しい名所と韓国ファッションの魅力を同時に発信するために計画されたファッションショー「ソウルファッションロード」の最初の会場として選ばれたソウル東南部エリアの蚕室(チャムシル)にある有名な湖水公園の石村湖(ソッチョンホス)に、グローバルファッション界で注目されている国内デザイナーブランド、「ミュン(MUNN)」「ブンダーカマー(WNDERKAMMER)」「ビミュエット(BMUET(TE)」が参加した。それぞれのアイデンティティーを表す各コレクションとともに、華やかな大規模プロジェクトの幕が開けた。「2024ソウルファッションロード」の第一歩を成功に導いた3ブランドのデザイナーたちに話を聞いた。

ハン・ヒョンミン 「ミュン」デザイナー

WWD KOREA(以下、WWD):「ミュン」を立ち上げることになった背景は?

ヒョンミン:SADI(サムスンデザイン教育院)の卒業展示会で1位を獲得し、ブランド「ウヨンミ(WOOYOUNGMI)」を経た後、韓国のメンズウエアブランドでメーンデザイナーとして勤務していました。しかし、残念ながらブランド運営が難航し、全スタッフが退社することに。私もそのブランドを辞めることになり、自分の思っていた計画より早く「ミュン」をスタートすることになりました。もともと40歳頃に自分のブランドを立ち上げようと思っていたので。

WWD:「ミュン」のブランド哲学である「見慣れない事をする」にはどのような意味があるのか?

ヒョンミン:「見慣れない事をする」はもともと文学用語で、普遍的な物語の繰り返しから脱却し、新しい技法と観念を使用して新鮮な感じを与えることを言います。私はこの方法を借りてコレクションに当てはめました。 概念的なアプローチ、縫製方法や順序、パターンやディテールなど、全ての部分で新しい形式を導入しようといつも研究しています。