きゅうり“新鮮美味しい”見分け方 ヘタ?皮?色?プロはドコ見て選ぶの?

AI要約

きゅうりの選び方を専門家が紹介。とげがあるものが新鮮な証拠でおいしいとのこと。

色が濃い方が若くて新鮮なきゅうり。形が曲がっていても味には影響なし。

消費者の意見と専門家のアドバイスを比較すると、とげや色などのポイントが明らかになる。

きゅうり“新鮮美味しい”見分け方 ヘタ?皮?色?プロはドコ見て選ぶの?

 旬のきゅうりの選び方です。実は、きゅうりの“ある部分”を見るだけで、おいしいかどうか分かるんです。

 シャキシャキとした食感とみずみずしさで暑い夏に食べたくなる、きゅうり。

 この時期、食卓にもよく並ぶきゅうりですが、皆さんはどこを見て選んでいますか?

街の人(60代)

「しならなくって、重みがあって、皮の色」

街の人(30代)

「色が濃くて緑色が濃ゆくて、太くて形がしっかりしている。触った時にあんまりぶよぶよしていないもの」

街の人(60代)

「あんまり分かっていないけど、いぼいぼがあったほうがいいかな」

 おいしいきゅうりは、どこを見て選ぶのでしょうか。毎度おなじみ、30年以上野菜を扱う目利きのプロ、野菜のことならなんでもお任せ!アキダイの秋葉弘道社長に教えてもらいました。

秋葉社長

「おいしいきゅうりは、ここを見るんです」

 選ぶ時のポイントは、ヘタ、皮、色の3つのうち、どれなのでしょうか?

秋葉社長

「ポイントとしては、とげとげが出てますよね。とげとげがあるものは採れて間がないといえます」

 秋葉社長のおすすめは「皮」。皮に“とげ”があると、おいしいきゅうりだといいます。

 なぜ、とげがついているとおいしいのでしょうか?

秋葉社長

「時間が経つと、とげとげがとれる。とげとげがついているものは鮮度が間違いない」

 実は、収穫したばかりのきゅうりには、たくさんのとげがついています。

 このとげは出荷後、時間が経つとともにどんどんとれていきます。

 つまり、とげがついているものほど、若くて新鮮な証拠だといいます。

 ただし、1つだけ注意点があります。

秋葉社長

「擦れて取れたというのがあるので。ある程度1カ所でもついていると、新しいという認識でいい」

 一番のポイントは「とげ」ですが、きゅうりの色でも見分けられるといいます。

秋葉社長

「色が薄いものより濃い方が、きゅうり自体が若い。基本的には色が濃い方がいい」

街の人(30代)

「そうなんですね。日常生活に役立てそうなので、取り入れたいと思います」

街の人(60代)

「つぶつぶね、こっちにしちゃお。これから見て手にします」

 きゅうりを買う時に、曲がっているかどうか形を気にする人もいると思いますが、秋葉社長によりますと、実は曲がっていても、味に影響はほとんどないそうです。