ポーランド起業家、メタ提訴へ 権利侵害する偽広告を放置と主張

AI要約

ポーランドの起業家ラファウ・ブルゾスカ氏が、フェイスブックとインスタグラムに偽の広告が掲載される事案を報告し、メタを提訴する考えを示唆。

広告の表示継続に対し、メタの責任を追及し、夫妻の権利を侵害するコンテンツの宣伝から利益を得ることを止めるよう求める。

ブルゾスカ氏は解決策を見つけることができなかったため、訴訟を検討し、米国での訴訟も含めたシナリオを検討している。

ポーランド起業家、メタ提訴へ 権利侵害する偽広告を放置と主張

[ワルシャワ 12日 ロイター] - ポーランドの起業家ラファウ・ブルゾスカ氏は、フェイスブックとインスタグラムに自身の顔を使った偽の広告が掲載され、妻に関する虚偽の情報が拡散されたとして、メタを提訴する考えを明らかにした。

問題を報告した後も広告が表示され続けることについて、同社の責任を追及する。夫妻の権利を侵害するコンテンツの宣伝から利益を得ることをやめるよう求めるとしている。

メタの広報担当者は、フェイスブックやインスタグラム上で虚偽の広告を発見した場合は削除しており、現地の当局と協力して詐欺と闘っていると説明した。

ブルゾスカ氏はポーランドの集荷ロッカー会社インポストの創業者。

7月初めにメタに問題を通知したが、解決策を見つけることができなかったとロイターに述べた。

数週間以内にどこで訴訟を起こすかを決めるとし、「欧州で対策が取られない場合、米国で訴訟を起こすことも含め、あらゆるシナリオを検討している」と語った。