【2024上半期 写真蔵トップ10】第8位:マクラーレン アルトゥーラに新たに加わった「スパイダー」

AI要約

マクラーレンの最新モデル、アルトゥーラ スパイダーの特徴やスペックについて紹介。電動開閉式のリトラクタブル ハードトップや最大出力700psなどの詳細を掲載。

インテリアやADAS(先進運転支援システム)の進化についても述べられている。

2024年度の第4四半期に日本仕様がデリバリーされる予定で、価格やスペックなども詳細に記載。

【2024上半期 写真蔵トップ10】第8位:マクラーレン アルトゥーラに新たに加わった「スパイダー」

Webモーターマガジンの夏休み特別企画として、2024年1月から7月に掲載した「写真蔵」から、人気の車種をカウントダウン形式でプレイバック。第8位は、マクラーレンの最新モデル、アルトゥーラ スパイダーだ。

マクラーレンのスーパースポーツPHEV「アルトゥーラ」にオープントップモデルのスパイダーが加わった。オープンといっても、今までのマクラーレン車のスパイダーと同様、電動開閉式のリトラクタブル ハードトップ(RHT)を開けてもリアセクションが残ったタルガトップ風となる。RHTは車速が50km/hまでなら走行中でもわずか11秒で開閉できる。

フロントまわりのスタイリングはクーペと基本的に共通だが、キャビン後ろのフライングバットレス(飛び梁)は後方視界改善のためポリカーボネート製となっている。また。独自の空気熱冷却システムを開発し、4つに分割したダクトシステムが空気熱効率を最適化している。

120度V6の3Lツインターボエンジンと電気モーターによるシステム総合のパワースペックは700psと720Nmを発生。このスペックは従来モデルのクーペより大幅にアップグレードされており、2025年モデルからはクーペも同様のスペックとなる。

インテリアはクーペと同様にドライバーにフォーカスしたデザインで、ステアリングホイールはスイッチ類のないシンプルなもの。ADAS(先進運転支援システム)も進化したものを搭載している。日本仕様のデリバリーは、2024年度の第4四半期(2025年1~3月)を予定している。

●全長×全幅×全高:4539×1976×1193mm

(全幅はミラーをたたんだ状態。たたまないと2080mm)

●ホイールベース:2640mm

●DIN 車両重量:1560kg(フルード類+90%の燃料)

●エンジン:120度V6 DOHCツインターボ+モーター

●総排気量:2993cc

●エンジン最高出力:445kW(605ps)/7500rpm

●エンジン最大トルク:585Nm(59.7kgm)/2250-7000rpm

●モーター最高出力:70kW(95ps)

●モーター最大トルク:225Nm(22.9kgm)

●総合最高出力:515kW(700ps)

●総合最大トルク:720Nm(73.4kgm)

●トランスミッション:8速DCT(後退はモーター)

●駆動方式:縦置きミッドシップRWD

●燃料・タンク容量:プレミアム・65L

●EU複合燃費:20.8km/L

●EV航続距離:33km

●タイヤサイズ:前235/35ZR19、後295/35ZR20

●車両価格(税込):3650万円