年収300万円の独身ですが、毎月自由に使えるお金が「1万円」もありません。みんなそれくらいなのでしょうか?

AI要約

年収300万円の独身者が毎月自由に使える娯楽費の平均相場を調査しました。

教養娯楽費の平均は1万4343円~1万8732円とされており、1万円以下の場合は少ないといえます。

節約のために家賃や食費、水道光熱費、通信費、サブスクリプションサービスなどを見直すことが効果的です。

年収300万円の独身ですが、毎月自由に使えるお金が「1万円」もありません。みんなそれくらいなのでしょうか?

「独身貴族」という言葉があるように、独身者だと自由に使えるお金が比較的多いイメージを持つ方もいるでしょう。しかし、年収額によっては、独身でも毎月自由に使えるお金が少ないケースも考えられます。

例えば、年収300万円の独身で毎月の娯楽費が1万円以下の場合、平均と比較してどうなのか気になる方もいます。

今回は、年収300万円の独身者が毎月自由に使える娯楽費の平均相場を調べてみました。節約して娯楽費を増やすコツもご紹介しますので参考にしてください。

総務省統計局の「家計調査 家計収支編(2023年)」によると、単身世帯のうち勤労世帯における年間収入階級別の「教養娯楽費」は以下の通りです。

・100万円~200万円:1万1291円

・200万円~300万円:1万4343円

・300万円~400万円:1万8732円

・400万円~500万円:2万7945円

同調査から、年収300万円であれば娯楽費として平均1万4343円~1万8732円ほど使っていることが分かりました。年収300万円の独身者で、毎月自由に使える娯楽費が1万円もない場合、平均と比較すると少ないといえます。

ここでいう「教養娯楽」には、以下のようなものが含まれます。

・教養娯楽用耐久財:テレビ、携帯型音楽・映像用機器、パソコン、カメラ、楽器など

・教養娯楽品:文房具、筆記・絵画用具、運動用具、玩具、音楽・映像収録済みメディアなど

・書籍やほかの印刷物:新聞、雑誌、書籍、カレンダーなど

・教養娯楽サービス:宿泊料、パック旅行費、語学や習字などの月謝、スポーツ月謝、映画や演劇などの入場料、ゴルフプレー料など

娯楽費は、食費や住居費ほど優先されるものではありませんが、生活を楽しむためにある程度の金額を取り分けておきたいと考える方は多いでしょう。毎月の支出をおさえつつ、娯楽費を増やすコツとして、以下のような項目を見直せます。

・家賃

支出の大部分を占める家賃を見直すことで、支出を大幅におさえて娯楽費に回せるお金を増やせる可能性があります。例えば、都心部に近くてアクセス条件がよい物件は、家賃が高くなる傾向にあるため、都心部から離れた自転車で通えるくらいの距離で、物件を探せるかもしれません。

・食費

独身者の場合、お惣菜を買ったり外食をしたりして、食事を済ませてしまうケースも考えられます。食費が高くなりやすいため、できれば安くて栄養価の高い旬の食材を使って、自炊をすることを検討できるかもしれません。

・水道光熱費

水道の出しっぱなしや電気のつけっぱなしなどが習慣になっていると、無駄な出費につながります。「歯磨きはコップを使う」「必要のない家電はコンセントを抜く」など、節約の意識を持って小さなことから始めてみるとよいでしょう。

・通信費

大手キャリアを利用している場合、格安SIMに乗り換えるだけで通信費を大幅におさえられる可能性があります。自身のインターネット利用状況に合わせて、最適なプランやキャリアを選ぶとよいでしょう。

・サブスクリプションサービス

無料トライアルなどで登録したサブスクリプションサービスがそのままになって、有料になっている可能性があります。使っていないサービスは解約するなどして、無駄な出費をおさえられます。