絶滅寸前!? 50㏄原付スクーター スズキ「レッツ」は日常の足に最適な1台 レーシングライダー石塚健の市販車インプレッション

AI要約

50cc原付スクーター、スズキ「レッツ」の試乗レビュー。実家での所有経験や最新モデルとの比較を交えながら紹介。

最新のレッツの装備や特徴、利便性の高さについて詳細に解説。

2025年の排ガス規制変更や電気バイク普及の影響、50cc原付一種の将来について考察。

絶滅寸前!? 50㏄原付スクーター スズキ「レッツ」は日常の足に最適な1台 レーシングライダー石塚健の市販車インプレッション

 皆さんこんにちは!レーシングライダーの石塚健です。今回は50cc原付スクーター、スズキ「レッツ」に試乗してきました。

 実はスズキのレッツ、レッツ2とレッツ4の2台を僕の実家で所有していて、以前はちょくちょく乗っていたんです。

 2ストロークのレッツ2は父親が通勤用で使用していましたが、レッツ4は僕が配達のバイトをするために購入し、普段のちょっとした足だったりにも使用していたので、良く知っているバイクです。

 しかし当時はネットで中古車として購入し、不具合が出れば直すなどを繰り返しながら乗っていたので、現行のレッツと乗り比べるには無理があるというのが実情。

 そのため、現行のレッツに乗るのは今回が初めてですが、16歳になってすぐに原付免許を取得して、バイトや移動用に原付を乗り回していたので、原付き歴は割と長く、身近な存在です。

 そんな原付バイクに改めて試乗するのは初めてでしたが、2025年11月から原付一種に適用される排ガス規制や、電気バイクの普及によって、50cc以下の原付一種の国内生産がほとんど終了してしまうと言われており、新車の原付スクーターが買えるのもそう長くないということで、今回は皆さんにレア車になりつつあるレッツの紹介&インプレをお届けしていきたいと思います。

 まずレッツの装備や特徴を紹介していきます。原付といえば、とにかく利便性。

 グローブやペットボトルなどの小物が入る便利なインナーラックが装備されていて、間口が広く、荷物の出し入れもスムーズに行える点が高評価。原付きには、無くてはならない装備です。

 続いて、U字ロックホルダー付きリヤキャリア。最大積載許容重量は3kg、結構な荷物が積めちゃいます。

 段ボールなど箱型の荷物を運びたい際には大活躍すること間違いなし。

 そして、トランクスペースはフルフェイスヘルメットが横向きに収納できる大容量サイズ。

 ヘルメットだけでなく、インナーラックに入り切らない荷物などを収納するのもおススメです。