スマートウォッチが人気の中国「SKG」、モルガン・スタンレーから20億円以上調達  海外展開加速

AI要約

健康機器ブランド「SKG」がモルガン・スタンレーの支援を受け、戦略投資で1億元以上を調達。グローバル展開を加速へ。

SKGは体の各部位用の温熱マッサージ器やスマートウォッチなどを提供し、世界50カ国以上で販売されている。

2024年には新たな製品カテゴリーで展開予定で、パーソナルケア分野にも進出する計画。

スマートウォッチが人気の中国「SKG」、モルガン・スタンレーから20億円以上調達  海外展開加速

健康機器ブランド「SKG」を運営する未来穿戴健康科技(Wear Future Technologies)が7月30日、米モルガン・スタンレーのプライベートエクイティ部門から戦略投資として1億元(約20億円)以上を調達したと発表した。今後はモルガン・スタンレーの支援のもと、グローバル展開を加速する。

SKGは2007年に設立され、広東省仏山市に拠点を置く。現在の主力製品は、目や首、腰、膝など体の各部位用の温熱マッサージ器のほか、健康管理に活用できるスマートウォッチなど。

SKGの製品はすでに50カ国・地域以上で販売され、累計販売台数は2700万台を突破した。海外市場ではスマートウォッチ「V7 Pro」が好評で、米アマゾンのカテゴリー別販売台数で首位を獲得したこともあるという。

SKGの陸新澎・最高ブランド責任者(CBO)によると、2024年はこれまで手がけてきたマッサージ、健康モニタリング、睡眠の3分野に加え、高速ヘアドライヤーやストレートアイロンなどパーソナルケア分野の製品を打ち出していくという。

*1元=約20円で計算しています。

(36Kr Japan編集部)