名鉄、純利益44%増で最高益 4~6月期 運賃値上げが寄与

AI要約

名古屋鉄道が2024年4~6月期連結決算を発表。純利益は前年比44・9%増の104億円で、三年連続の黒字を達成し、最高益を記録。

好調な分譲マンション販売や運賃値上げにより、鉄道やバス事業が収益を伸ばした。通期は増収増益を見込み、期初予想を維持。

03年度以降で最高益を達成した名古屋鉄道の業績は、好調な不動産事業と交通事業に支えられている。

名鉄、純利益44%増で最高益 4~6月期 運賃値上げが寄与

 名古屋鉄道が9日発表した2024年4~6月期連結決算は、純利益が前年同期比44・9%増の104億円だった。3年連続の黒字を確保し、四半期決算の開示制度が始まった03年度以降で最高益となった。分譲マンション販売が好調だったほか、鉄道やバス事業で運賃値上げが奏功した。通期は増収増益を見込み、期初予想を据え置いた。