ホンダ、4─6月期営業益22%増と四半期で最高 通期中国販売下振れ

AI要約

ホンダは2024年4─6月期に過去最高の営業利益を達成し、好調な二輪販売とハイブリッド車の販売が貢献した。

2025年3月期の連結業績予想は据え置かれたが、四輪の世界販売計画は競争激化を考慮して下方修正された。

会社側の営業利益予想はアナリストの予想を下回っており、前提為替レートは1ドル=140円となっている。

ホンダ、4─6月期営業益22%増と四半期で最高 通期中国販売下振れ

Maki Shiraki

[東京 7日 ロイター] - ホンダが7日に発表した2024年4─6月期連結決算は、営業利益が前年同期比22.9%増の4847億円となり、四半期として過去最高だった。二輪販売がインドやブラジルを中心に好調だったほか、四輪でもハイブリッド車がの売れ行きが良く、商品価値向上に伴う値上げ効果も貢献した。

25年3月期通期の連結業績予想については、売上収益、営業利益、純利益を従来のまま据え置いた。四輪の世界販売計画は競争激化が続いている中国の状況を考慮し、従来の412万台から390万台に下方修正した。中国は22万台引き下げた。

会社側の営業利益予想は1兆4200億円で、IBESがまとめたアナリスト19人の事前予想の平均値1兆4940億円を下回っている。

通期の前提為替レートは従来通り1ドル=140円(前期は145円)。

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