三菱「デリカD:5」にポップアップルーフがついて全高1.9メートル! 立体駐車場オッケーのキャンピングカーはオフロード性能もそのままキープです

AI要約

2024年7月20日~21日に開催された「東京キャンピングカーショー2024」では、三菱「デリカD:5」のポップアップするキャンピングカーが注目を集めた。

ベース車両としては、外国車のフィアット「デュカット」や国産車のトヨタ「ハイエース」が多く展示されており、居住性が重視されている傾向がある。

デリカD:5をベースとした「D:POP」は、居住性とオフロード性能を兼ね備えたキャンピングカーで、ポップアップルーフを備えている。

三菱「デリカD:5」にポップアップルーフがついて全高1.9メートル! 立体駐車場オッケーのキャンピングカーはオフロード性能もそのままキープです

2024年7月20日~21日に開催された「東京キャンピングカーショー2024」の会場には、数多くのキャンピングカーが集結しました。そんな会場の中から今回は、アウトドアビークルとして人気の高い三菱「デリカD:5」のルーフがポップアップする驚きの1台を紹介します。

東京キャンピングカーショー2024の会場には数多くの車両が展示されていたが、ベース車両としては外国車ならフィアットの「デュカット」、国産車ならトヨタ「ハイエース」が圧倒的に多いという傾向にある。これはやはり車内のスペースが重要なキャンピングカーでは当然のことだ。

一方でベース車両のオフロード性能を重視する場合、ジープやピックアップトラックがベースのキャンピングカーをチョイスするケースもある。今回紹介する三菱「デリカD:5」がベースのキャンピングカーは、そんな居住性とオフロード性能を両立した1台だ。

「D:POP」と名付けられたこのデリカD:5は、MDF EQUIPMENTという会社が新車にポップアップルーフを架装して販売している車両。キャンピングカーとはいえ、コンロやシンクなどの装備は持たないシンプルな構成となっているのが特徴だ。

ポップアップルーフには、車内からアクセス可能。ただしデリカD:5の大きな特徴であるリブボーンフレームをカットすることなく、ルーフの一部をカットしたのみで、ルーフ全体を大きく開口しているわけではない。これによってデリカの剛性の高さはキープしているというわけだ。ポップアップルーフの中はかなり広く、大人2人が就寝可能となっている。

ちなみにルーフトップテントと異なりルーフが直接開口するため、トップを閉めた状態での全高は純正とほとんど変わらない1.9mとなる。これなら立体駐車場などにも問題なく入ることができる。また閉めた状態では普通のデリカとあまり見た目も変わらないうえに、後述するオプションのベッドキットをどけてしまえば通常の3列シートとなるため、デイリーユースにも支障はないはずだ。