ファミマ、お盆&夏休み狙い「4割増量キャンペーン」実施 猛暑で今年はアイスも対象に

AI要約

ファミリーマートが飲食商品の価格を据え置きながら内容量を約4割増量するキャンペーンを開始する。

増量対象商品は数量限定で1週間ごとに追加され、夏休みやお盆を狙いに増量される。

ファミマは他社よりも早く増量キャンペーンを実施し、売り上げ目標を上回ることを目指している。

ファミマ、お盆&夏休み狙い「4割増量キャンペーン」実施 猛暑で今年はアイスも対象に

コンビニ大手のファミリーマートは5日、飲食商品の価格を据え置いたまま内容量を約4割増量するキャンペーン「たぶん40%増量作戦」を6日から実施すると発表した。今年で4回目となる今回の増量対象商品は12品で、近年の猛暑を踏まえ新たにアイスクリームを対象に加えた。家族や親族で集まって食事をする機会が増える夏休みやお盆を狙い、増量商品で需要拡大を図りたい考えだ。

■ファミチキなど12品増量

増量の対象商品は数量限定で1週間ごとに4商品ずつ追加され、なくなり次第終了となる。6日からは、人気のフライドチキン「ファミチキ(骨なし)」(230円)や「明太海苔弁当」(460円)、炭酸飲料「メガライフガード」(700ミリリットル、162円)などを販売。13日からは、コクが人気のミルクアイス「たべる牧場ミルク」(218円)や「ハムレタスたまごサンド」(260円)など。20日からは、「コクと香りが決め手の麻婆豆腐丼」(450円)、「テリヤキチキンとたまごのサンド」(338円)、「しっとり食感のガトーショコラ風チョコ」(150円)などが増量対象となる。

■増量元祖はファミマ

同キャンペーンは令和3年にファミマ創立40周年にちなんで「40%増量作戦」としてスタート。「今回のキャンペーン名称に〝たぶん〟と加えたのは、各商品がどれくらい増量しているかというワクワク感を楽しんでもらうため」(担当者)という。

今年の増量対象商品は12品で、昨年の16品から少なくなったが、担当者は「どのような商品を増量したら売れるかを選別した結果で、意図して減らしたわけではない」と説明。キャンペーン期間中には昨年を上回る売り上げ目標を掲げている。

同様の増量キャンペーンは現在、セブン―イレブン・ジャパンやローソンといった他の大手コンビニも実施しているが、ファミマは大手で一番初めに実施した「元祖」と自負する。セブンが5月、ローソンが2月や6月にそれぞれキャンペーンを実施する中、ファミマは「夏休みやお盆を迎え、生活シーンが変わる8月を狙ったタイミング」(同)でキャンペーンを展開している。