ホンダ、SUPER GT新型車両「CIVIC TYPE R-GT」が第4戦富士で初優勝
HRCは2024年シーズンより投入したGT500クラス新型レース車両「CIVIC TYPE R-GT」が、SUPER GT第4戦において初優勝を果たした。
「CIVIC TYPE R-GT」は「CIVIC TYPE R」をベースとしたレース専用車両で、速さを前3戦で証明してきた。
今回の勝利により、HRC代表の渡辺康治氏や関係各チーム、ドライバー、ファンへの感謝のコメントが述べられた。
HRC（ホンダ・レーシング）は8月4日、2024年シーズンより投入したGT500クラス新型レース車両「CIVIC TYPE R-GT」が、SUPER GT第4戦「2024 AUTOBACS SUPER GT Round4 FUJI GT 350km RACE」（富士スピードウェイ：8月3日～4日開催）において、初優勝したと発表した。
「CIVIC TYPE R-GT」は、「CIVIC TYPE R」をベースとしたレース専用車両に、レース専用の直列4気筒 2.0リッター直噴ターボエンジンを搭載したマシン。今シーズンのレースデビュー以来、前半の全3レースで予選ポールポジションを奪い、決勝レースは全3戦すべてで3位表彰台を獲得するなど速さを見せてきた。
今回の第4戦においては、8号車「ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT」野尻智紀/松下信治組がポールポジションからスタートすると 首位を維持したままゴール、また2位には100号車「STANLEY CIVIC TYPE R-GT」山本尚貴/牧野任祐組が入賞。「CIVIC TYPE R-GT」として初優勝、初ポール・トゥ・ウィン、初1-2フィニッシュを達成した。
ホンダ・レーシング（HRC）代表取締役社長の渡辺康治氏は「われわれが心血を注いで開発したCIVIC TYPE R-GTがようやく勝利を遂げることができました。開発の初期段階から苦労を共にし、ご協力くださった各チームやドライバーの皆さまに、そして今回初優勝、初1-2フィニッシュをもたらしてくださったARTAの皆さまとドライバーの野尻智紀選手、松下信治選手と、STANLEY TEAM KUNIMITSU の皆さまと山本尚貴選手と牧野任祐選手に深く感謝申し上げます。さらにいろいろな困難を乗り越えて勝てるマシンを開発した我々HRC Sakuraのメンバーの努力をねぎらいたいと思います。そして、CIVIC TYPE R-GTを現地やTVで応援していただいたファンの皆さまに心より御礼申し上げます。引き続き、シリーズチャンピオンを目指してシーズン後半戦を戦いますので、応援よろしくお願いします」とコメントしている。
