千駄ヶ谷「PORTRATION」で異次元買い。この夏は買っても買ってもTシャツが足りない!──連載:JP THE WAVYの散財“THE”月報

AI要約

JP THE WAVYは、日本のヒップホップシーンをリードするラッパーであり、ファッションへの情熱も注いでいる。

彼が愛用する「PORTRATION」は、ヴィンテージTシャツが充実しており、アーティストやクリエーターが集まる場所として知られている。

JP THE WAVYと「PORTRATION」を運営するVLOTとの親交について語られ、リアルな買い物事情について明かされた。

千駄ヶ谷「PORTRATION」で異次元買い。この夏は買っても買ってもTシャツが足りない!──連載:JP THE WAVYの散財“THE”月報

日本のヒップホップシーンを牽引するラッパーのJP THE WAVYは、ファッションにも命を燃やす稀代のショッピングマシーンだ! 今回は長らく愛用しているショップ「PORTRATION」に同行。「PORTRATION」のスタッフで、JP THE WAVYと親交のあるVLOTとともに、リアルな買い物事情について語ってもらった。

原宿にある「PORTRATION」は、音楽や映画など、カルチャー色の濃いヒップなヴィンテージTシャツが充実している稀代のショップだ。国内だけでなく海外からのゲストも多く、アーティストやクリエーターらが集うことでも知られる。JP THE WAVYもそのなかのひとり。「PORTRATION」を運営するVLOTは、JP THE WAVYが楽曲製作をする際、ビートメイカーとしてサポートするなど、親交が深いという。

VLOT(以下、V) (JP THE)WAVYと初めて会ったのは、たしか渋谷のクラブだったと思います。おそらく10年以上前だと思います。自分は昔からバンドや映画などのTシャツが好きでしたが、「PORTRATION」設立前で、当時はDJとして活動していました。

JP THE WAVY(以下、W) でも、その頃からポップアップイベントやWEBショップはちょくちょくやっていたような……。

V あ、そうだ。昔、「ヌビアン」でポップアップをやったときに、WAVYが来てくれたのを思い出した。それとこのお店も、4年前のオープンした当初からWAVYは来てくれていたよね。友達や遊ぶ場所など、ここにはお互いに接点がたくさんあるから。

W そうそう。ここは特に居心地がいいからついきちゃいます。買い物をするとき、自分で選ぶことはもちろんありますが、VLOTの提案も参考にしています。例えばTシャツ1枚買うにしても、何年代のもので、どうしてこういうデザインなのかとか、当時の背景やシーンについて説明してくれるんです。特にいまはTシャツが主役のシーズンなので、いろいろと相談することが多いです。

V いやいや、WAVYの買い物にシーズンなんてないよね?

W ちゃんと考えてますよ。でも、今はTシャツを買っても買っても足りないですね。

V ちなみにいま探しているものは?

W とにかくTシャツです。フェスやライブなどステージでは毎回違うものを着るから、気づくと「やばい、(クローゼットに着たいTシャツが)全然ない……」ってなる。もちろん、たくさん持ってはいるけど、いまの気分にマッチする一軍Tシャツがなくて。

V 今日着ているBOW WOWのTシャツ、かっこいいね。ブートっぽいけどオフィシャルかな。最近、サイズはどのくらいがしっくりくる?

W いや、もうばらばらですね。基本的にルーズめが多いけど、古いものはなかなか自分に合うものが見つからないし。だから着てみて、少し小さいとか大きいと感じる程度なら気にせず着る。あと、ここに来ると、同じものを買いそうになりがち(笑)。

V あ、それね。WAVYが「これいいね」ってレジに持ってきて、「あれ? この前長袖バージョンを買ってたよ」って俺が教えるっていう。

W 「PORTRATION」で買えば、被りまでチェックしくれるので安心です。ここは好きなものが多いから、忘れるほど買ってるってことですよね。色んなヴィンテージアイテムを大量に扱っているという感じではなく、洗練されたものだけを丁寧にセレクトしているから、どれもかっこいい。セレクトが魅力って、いいショップの基本だと常々思います。撮影やライブの前日に、何度かここで買っていますが、いつ来ても「いいな」って思えるアイテムがあるって、よくよく考えたらすごいですよね。

後編ではJP THE WAVYがリコメンドするTシャツを紹介する。

■PORTRATION

住:東京都渋谷区神宮前2-19-2 1F

営:12:00~20:00

休:水

IG:@portration