傑作車F40の系譜、フェラーリ新型ハイパーカーの最新の姿をとらえた!

AI要約

フェラーリは新型ハイパーカー F250(社内コード)の量産型ボディを初めてカメラがキャッチした。2024年にワールドプレミア予定で、V6エンジンと電気モーターが組み合わされ、最高出力は1300psとも言われている。

プロトタイプはカモフラージュを脱ぎ、フロントに12Cilindriに似たヘッドライト、アグレッシブなフロントスプリッターや巨大なアクティブウィングを備える。サイドにはサイドスカートやNACAダクトがあり、リヤには巨大なデュフューザーやアクティブウィングが配置されている。

正式車名はF80やLa Rossaなどの6つの車名が商標出願で見つかっており、ワールドプレミア後に600台の製造が予定されている。

傑作車F40の系譜、フェラーリ新型ハイパーカーの最新の姿をとらえた!

現在、フェラーリはSF 90の後継モデルをはじめブランド初となるEVなどを開発中だが、今回、新型ハイパーカー F250(社内コード)の量産型ボディをカメラが初めてキャッチした。

フェラーリは1987年に創業40周年を記念してF40を発売、「創業者エンツォ最後の傑作」と言われている。また1995年にはその後継モデルとしてF50、その後は2002年にエンツォ、2013年にラ・フェラーリを発売している。つまり、約10年に一度、超ハイパーカーを発売しているわけだが、2024年、その系譜を継ぐ新型ハイパーカーが計画されている。

捉えられたプロトタイプは、これまで被されていたカモフラージュを脱ぎ、初めて市販型ボディをあらわにした。フロントエンドには先般発売されたハイパーカー、12Cilindri(ドーディチ チリンドリ)に似たヘッドライトを装備。非常にアグレッシブなフロントスプリッターはエアカーテンと連携して、ホイール上の空気の流れをスムーズにするだろう。また、ボンネットには少なくとも2つの巨大スクープが配置されていることもわかる。

サイドに目を移すと、分厚いサイドスカートの装備が印象的。サイドウィンドウ後ろにある小さな給気口(NACAダクト)は、ミッドにレイアウトされたエンジンに空気を送り込む。また量産型サイドミラーも装着され、ドアは蝶のように上向きに開くバタフライドアであることがわかっている。

リヤでは、リヤアスクルのダウンフォースを高める、幅いっぱいの巨大なアクティブウィングが装備されている。下部には大迫力のデュフューザーを備え、中央には大型の排気口が配置されているが、これらが連携して機能する可能性がありそうだ。

注目のパワートレインだが、数年前まで、フェラーリはフラッグシップにV12エンジンを搭載することが当たり前だった。しかし、このラ・フェラーリ後継モデルには、V8エンジンまたはさらに小型のV6エンジンが電気モーターと組み合わされ、最高出力は1300psとも噂されている。

気になる正式車名だが、現在のところF80、F80 A、Drake、Drake A、La Rossa、La Rossa Aの6つの車名が商標出願で見つかっている。

F250のワールドプレミアは、2024年後半または2025年前半と予想されており、約600台が製造、さらに200台のApertaまたはSpiderバージョンのほか、サーキット専用バージョンも計画されているという。