ブラックサンダー、9月から値上げと内容量変更実施、「ブラックサンダー」14.3%値上げ、ブラックサンダーミニバーは158gから146gへ内容量変更/有楽製菓
有楽製菓は2024年9月から一部商品の値上げ及び内容量変更を行うと発表した。
値上げと内容量変更の背景には、カカオ生産量の減少やコスト上昇などがあり、企業努力を重ねても価格維持が困難な状況にあると説明している。
会社は今後もコスト削減と品質向上に努め、お客様に満足してもらえるよう努力するとしている。
有楽製菓は8月2日、2024年9月から一部商品の値上げ及び内容量変更を行うと発表した。ブラックサンダーは14.3%の値上げ、ブラックサンダーミニバーは個包装込みで158gから146gへの内容量変更を実施するとしている。
値上げでは、9月1日出荷分から白いブラックサンダーなどの「地域限定サンダー各種」7品を6.7%から16.1%値上げする。また、ブラックサンダーの14.3%の値上げは9月2日発売分から。
内容量変更は、9月2日から「ブラックサンダーミニバー」などの商品で実施する。「ブラックサンダー ひとくちサイズ」では、11月13日発売分から変更する。9月2日に変更する商品は以下。
「ブラックサンダーミニバー」個装紙込158gから146gに変更。
「ブラックサンダーミニバー アーモンド&ヘーゼルナッツ」個包装込130gから118gに変更。
「ブラックサンダーミニバー カカオ 72%」個装紙込132gから119gに変更。
「いちごのサンダー ミニバー」個装紙込128gから116gに変更。
「ブラックサンダー ひとくちサイズパウチ」55gから49gに変更。
「いちごのサンダー ひとくちサイズパウチ」42gから37gに変更。
「チョコケーキ」標準1袋35gから31gに変更。
◆11月13日内容量変更
11月13日発売分から、「ブラックサンダー ひとくちサイズ」を48gから43gに変更する。
有楽製菓が価格改定及び内容量変更を実施する背景は、昨年からカカオ産地での天候不順や病害などによるカカオ豆の生産量減少と価格急騰、さらに円安などの影響によりコスト上昇が続いており、今後もこの状況が継続すると予想されていることによる。
品質維持と並行して、コストアップ吸収のため、経営の合理化や経費削減などの企業努力を重ねてきたが、従来の価格を維持することが困難な状況に至ったとし、価格改定と内容量変更を決めた。
「当社は、今後も企業努力によるコスト削減を努めるとともに、お客様にさらにご満足いただけるよう、品質向上と安全・安心な商品提供に努めてまいります。何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます」としている。
