エリオット、スタバCEO残留認める妥協案提出=CNBC

AI要約

米コーヒーチェーン大手スターバックスに経営改革を要求しているエリオット・マネジメントが、CEOの残留を認めつつ取締役増員や企業統治改善を提案。

エリオットはスタバの株式を大量に取得し、建設的な話し合いをしていることが明らかに。

しかしながら、元CEOのハワード・シュルツ氏が和解に反対し、事態は複雑化している。

エリオット、スタバCEO残留認める妥協案提出=CNBC

[1日 ロイター] - 米コーヒーチェーン大手スターバックスに経営改革を要求している物言う株主(アクティビスト)のエリオット・マネジメントは、ラクスマン・ナラシムハン最高経営責任者(CEO)の残留を認める代わりに、取締役の増員や企業統治改善などの受け入れを提案した。米CNBCテレビが1日伝えた。

CNBCによると、この提案が出されたのは数週間前で、エリオットがスタバの株式を相当規模取得していると報じられるよりも先だった。スターバックス側はまだ回答していないという。

スタバは7月30日、エリオットが第3位の株主だと認め、「建設的な」話し合いをしていると明らかにしている。

エリオットは具体的な持ち分を公表していないが、CNBCは以前、最大で20億ドル相当に上ると伝えていた。

先週の英紙フィナンシャル・タイムズの報道では、スタバとエリオットの「和解」を巡って前CEOでスタバ第6位株主のハワード・シュルツ氏が反対の意向を表明しており、事態を複雑にしている。