アポロのゼルター氏、「産業ルネサンス」で資金調達需要は加速へ

AI要約

アポロ・グローバル・マネジメントのジム・ゼルター共同社長は、人工知能や電力、再生可能エネルギー、自動車業界において産業ルネサンスが起きていると指摘。

これにより、資金調達需要が増加し、アポロは新しい投資機会に期待している。

インテルの取引を通じて、アポロは資本ソリューションプロバイダーとしての地位を強化し、今後さらなる成長を見込んでいる。

(ブルームバーグ): 米アポロ・グローバル・マネジメントのジム・ゼルター共同社長は、人工知能(AI)や電力、再生可能エネルギー、自動車業界において「世界的な産業ルネサンス」が見られると指摘。それにより、資金調達需要に拍車がかかるとの見方を示した。

ゼルター氏は1日、ブルームバーグテレビジョンのインタビューで「そうした優良企業が必要とする資本の幅広さを考えた場合、1920年代から30年代にかけて米国の鉄道や工業地帯で起きた状況に行き着く」と述べた。

アポロは6月、インテルの新工場を運営する合弁事業体の持ち分を110億ドル(約1兆6500億円)で取得することで同社と合意。ゼルター氏は、そうした機会が今後増えると予想した。

「インテルとの取引以来、われわれの電話は鳴りっぱなしだ」とゼルター氏。「これは、当社が資本ソリューションプロバイダーとして完全な変革を遂げたことを示す例だ」と述べた。

原題:Apollo’s Zelter Sees ‘Industrial Renaissance’ From AI, Energy(抜粋)

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