ホンダと日産、EVのソフトや基本部品の共通化に合意 三菱自も検討
ホンダと日産は、EV分野での協業に取り組む方針を発表した。
両社は基本部品やソフトウェアの共同開発を行うことを決定し、三菱自動車も協業への参画を検討する覚書を結んだ。
SDVを共同研究し、次世代車開発やバッテリー、駆動システムで連携することで、車のソフト面に焦点を当てる方針を持っている。
電気自動車(EV)分野の協業を中心に検討するホンダと日産自動車は、基本部品やソフトウェアの共同開発に取り組む方針などを発表した。1日、都内でホンダと日産の両社トップが会見した。また、日産傘下の三菱自動車も同日、この2社の協業への参画を検討する覚書を結んだ。
SDV(ソフトウェア・ディファインド・ビークル)と呼ばれる次世代車開発への基礎研究や、バッテリーの開発、駆動システムであるイーアクスルの共通化など5項目で連携する。
SDVは、外部と通信して走行や安全の機能を更新できるため、ソフトのできが車を左右するとされる。両社はSDVを共同研究する契約を結んだ。