性的偽画像の拡散抑制で対策発表 米グーグル、容易に削除など導入

AI要約

米グーグルがディープフェイク拡散抑制の取り組みを発表

性的なディープフェイク画像の問題が世界中で取り沙汰されている

グーグルが明らかな偽情報検索結果の抑制も行う

 【ニューヨーク共同】米グーグルは7月31日、生成人工知能(AI)を使って作成した「ディープフェイク」拡散を抑制するために今年に入って導入した対策を発表した。本人の同意を得ていない性的に不快な偽の動画や画像を削除しやすいシステムを開発したほか、明らかな偽情報が検索結果の上位に表示されないように検索エンジンを更新した。

 性的なディープフェイク画像は日本を含め世界中で問題視されており、英BBCは4月に英政府が性的に露骨なディープフェイク画像の作成を犯罪として定める方針だと報じた。画像の拡散で精神的苦痛を受ける例が急増しているため、グーグルも対策を講じた。