ドコモが新プラン「ｅｘｉｍｏポイ活プラン」を発表 ｄカードの利用拡大狙う
AI要約
NTTドコモが新プラン"eximo（エクシモ）ポイ活"を発表。dポイントの付与率を上げ、最大5000ポイントを還元。
新プランでは、dカード利用者に最大5%のdポイントを付与。キャンペーン期間中は10%に引き上げ。
ポイント付与の他にも、dカード積立やインターネット回線セットで実質負担額を抑える仕組みも。
ＮＴＴドコモは３１日、クレジットカード「ｄカード」の利用拡大を狙った新プラン「ｅｘｉｍｏ（エクシモ）ポイ活」を８月１日から提供すると発表した。プランとひも付けたｄカードを利用した際の「ｄポイント」付与率を上げ、毎月最大５０００ポイントを還元する。同社の山本明宏マーケティング戦略部長は「万人におすすめできる」と強調した。
新プランでは、事前に登録したｄカードで買い物などの決済をした場合に、最大５％のｄポイントを付与する。８月から当面の間は、還元キャンペーンとしてポイント付与率を１０％に引き上げる。付与するｄポイントの上限は毎月５０００ポイント。
また、ｄカードで投資信託の積み立てを行う「ｄカード積立」でも１％を上乗せし、上限とは別に毎月最大１０００ポイントを付与する。ドコモは今年１月からマネックス証券と業務提携を行っており、ポイント付与により金融サービスの利用も促す。
新プランはデータ通信無制限で、基本料金は月額１万６１５円。ただポイント還元の他、同社が提供する家庭用のインターネット回線とセットで契約することなどで、実質負担額を２７２６円に抑えられるという。
昨年度末のｄカード契約者数は１７７５万人。ｄカードなどの決済額は１３兆円を超える。複数のクレジットカードを併用する顧客も多い中、ポイント付与のお得感によりｄカードの利用を増やし「経済圏」の拡大を図る。
