新型CB400のこと? 「400ccの仕様は決まりました」ホンダ首脳の発言の真意とは

AI要約

ホンダの二輪メディア向け懇親会で、新型400ccについての加藤氏の発言を紹介。

加藤氏は400ccの開発が苦労したものの、仕様が決まったと述べ、発表を楽しみに待つ雰囲気。

2024年には外国車の400ccモデルが増えている中、開発される400ccクラスの動向に期待が高まる。

新型CB400のこと? 「400ccの仕様は決まりました」ホンダ首脳の発言の真意とは

7月上旬に開催されたホンダの二輪メディア向け懇親会で、新型400ccについての発言があったのでその内容を紹介しつつ、真意を探ってみたい。

文/Webikeプラス 市本行平

7月上旬に開催されたホンダの二輪メディア向け懇親会で、この4月から二輪事業本部長に就任した加藤稔氏が今後の事業方針を説明した。その質疑応答の際に、ずばり「400ccに対してはどうですか?」というストレートな質問があり、興味深い発言があった。

加藤氏は「400ccは開発で色々苦労していましたが、何とか仕様が決まったので、大丈夫です。少し時間がかかりそうです」と、ストレートに回答。メディアに対して新型400ccモデルを開発していることを認めた形だ。ただし、それがどんなモデルかについては触れられなかった。

2024年はハーレーのX350やトライアンフのスピード400、スクランブラー400Xがリリースされるなど、外国車でも400ccクラスが増えている。また、国内ユーザーのダウンサイジング傾向があることを背景に、日本人が楽しめる400ccクラスの動向についてが質問の意図となる。

もちろん、並列4気筒エンジンの新型CB400を期待したいが、X350やスクランブラー400は戦略価格として70万円切りを実現しており、対抗するには4気筒では難しい面もある。果たして加藤氏による決まった「仕様」とはどんなものなのか、発表を楽しみに待ちたい。