ハコスカとZ、3台のガレージ【3】貴重な旧車をDIYでメンテナンスするオーナーの作業場

AI要約

オーナーが建築資材置き場を改造して作り上げた旧車メンテナンス用のDIYガレージ。ツールが充実し、エンジン製作から板金作業まで自分でこなす。旧車仲間との絆が重要で、お互い支え合いながら作業を進める。

ハコスカとZ、3台のガレージ【3】貴重な旧車をDIYでメンテナンスするオーナーの作業場

【貴重な旧車もDIYでメンテナンスするオーナーの作業場ガレージ!旧車オーナーのガレージ道楽03 vol.3】

建築資材置き場を改造して作り上げたガレージ。旧車の整備は全て自分で行うという。

「DIY作業も嫌いじゃないし、なにより自分でこだわりたいという思いがあるので、整備書とにらめっこしながら、いろいろとやっている感じです。はじめは基本工具しかありませんでしたが、エンジンを壊して降す必要があるからとエンジンクレーンを買ったり、ボディーを修復したいから板金ツールを揃えたりしているうちに、だんだん設備も充実してきました」と続ける。

確かにガレージを見回してみると、半自動溶接機にコンプレッサー、グラインダーや板金セットなど、あらゆるツールが揃う。はじめはブレーキパッド交換から始まったDIYライフはどんどんスキルが高まり、いまではエンジン製作から板金作業まで、すべて自分でこなすという。しかもプロも真っ青の仕上がりなのだからすごい。

まったくのシロウトだったオーナーが、それだけメカに詳しくなれたのも、旧車仲間との絆が大きい。

お互いの作業を協力し合ったり、情報交換したりして支え合ってきた。分からないことがあった際には、サポートしてくれる友人に囲まれているからこそ、ここまでの重作業もこなせるようになったのであろう。気の合う仲間だから話題も尽きない。

初出:ノスタルジックスピード 2020年 2月号 vol.23

(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)