堀江貴文「英会話にWould、Couldなんて必要ない」、英語習得に欠かせない3つの実践的メソッド

AI要約

堀江貴文氏は、英語を習得するためには古い学び方を捨て、実践を重視する姿勢が必要だと語っている。

参考書を開いて座学で英語を学ぶだけでは、実際に喋れるようになるまでに時間がかかるため、実践的な学習が重要であると述べている。

堀江氏自身は実践で英語力を磨いており、日常会話やビジネスの場で英語を使いこなしている。

堀江貴文「英会話にWould、Couldなんて必要ない」、英語習得に欠かせない3つの実践的メソッド

インターネットの普及によって「フラット化」し、「グローバル化」の波がどんどんと拡大していく世界で、「英語を避けて通る道なんてない」と断言する堀江貴文氏。

そんな堀江氏は、英語を習得する際に必要なのは、「You must unlearn what you have learned.」(これまで学んできたことを一度脇において)、という姿勢だといいます。

※本稿は、堀江氏の著書『いつまで英語から逃げてるの?  英語の多動力New Version: 君の未来を変える英語のはなし』から、一部を抜粋・編集してお届けします。

■英語を喋るのに「Would」「Could」なんて不要

 英語は実践で学ぶべきものだ。座学では中学や高校、もし大学受験をした人なら、もう十分に基礎があるはず。今さらWouldとかCouldとかがピンと来ないからといって、勉強し直しているようでは、時間がいくらあっても足りない。

 学ぶ姿勢は大切だ。でも、参考書を開いて、英語を覚えようとしたところで、何日それを記憶にとどめておけただろう?  今まで何度それを繰り返した?  参考書を見たって、いっこうに英語が喋れないのだから、また再開したところで、きっと喋れるようにはならないだろう。

 なぜあなたは英語が喋れないのか。それは、英語を喋っていないからだ。日本にいて、参考書を開いて、英語と日本語の解説の文字を読んで、たまに付属のネイティブスピーカーのモデル音声を聞いて……それで喋れるようになるはずがない。

 英文法の基礎を理解してから……。発音がうまくなってから……。日本人の多くは、外国人と喋る前にできる限りの準備をしようとする。目的があり、それを達成するために準備をすること自体は、すばらしい。でも、それを何日も何カ月も、もう何年もやっている人がいる。

 僕がかつて英語を勉強したのは、東京大学を受験するためだった。そのときに身についた英語力だけで、今も日常英会話はまったく問題ない。ビジネスのほうでも、『WAGYUMAFIA』というフード事業では外国人シェフたちに英語で指示を出しているし、また投資家としてさまざまなスタートアップ企業のプレゼンに英語で突っ込みを入れている。

 僕は実践で英語をブラッシュアップしてきた。1年のおよそ3分の1を海外で過ごしているため、現地の人と英語で喋ることだって僕にとっては日常の当たり前のことなのだ。