【都道府県別:大学進学率の一覧】制服の有無、教育費の現状など「地域差」を深堀り

AI要約

小学校制服の有無や教育費に関する調査結果を紹介。

小学校に制服が導入されている地域の割合や教育費の平均予想金額が示されている。

保護者の教育費に対する不安や意識も明らかにされている。

【都道府県別:大学進学率の一覧】制服の有無、教育費の現状など「地域差」を深堀り

7月も下旬を迎え、学生の夏休みシーズンに突入しました。

どう過ごすか考えたり、朝昼晩の食事は何を作るか悩んでいたりする方もいるでしょう。

本記事では学生に焦点をあて、小学校の制服の有無の割合や、大学進学率の地域差を簡単に解説します。

教育費に関するアンケート調査の結果も紹介しているので、最近の子どもの教育費事情が気になる方は、ぜひチェックしてみてください。

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学生服や体操服の製造・販売を手掛ける菅公学生服株式会社は、2024年6月25日に小学校の制服の有無に関する調査の結果を発表。

中学1年生の子どもを持つ全国の保護者1200人にアンケートを実施したところ、小学校の制服有無の地域別割合は以下の表のようになりました。

 ・北海道:4.2%

 ・東北:10.7%

 ・関東:15.1%

 ・甲信越・北陸:44.8%

 ・東海:21.8%

 ・近畿:37.5%

 ・中国・四国:77.9%

 ・九州・沖縄:23.8%

 ・全体:26.6%

小学校に制服があった地域のダントツ1位は、中国・四国でした。

全体では、西日本と甲信越・北陸で小学校に制服が導入されている傾向がわかります。

制服が必要な場合、別途出費があるので悩ましいところですよね。

それでは、教育費の現状はどのようになっているのでしょうか。次の章で詳しくみていきましょう。

2024年3月12日、ソニー生命は「子どもの教育資金に関する調査2024」結果を公表。

教育費の現状がうかがえる質問項目のなかから、3つ厳選して結果をご紹介します。

●子どもが「小学生から社会人になるまで」に必要な教育資金の平均予想金額

子どもが小学生から社会人になるまでに必要な教育資金の平均予想金額は、調査開始以来最高額の1439万円でした。詳しい結果は以下の通りです。

 ・300万円未満:6.5%

 ・300万~400万円位:3.2%

 ・500万~900万円位:11.6%

 ・1000万~1400万円位:31.4%

 ・1500万~1900万円位:9.3%

 ・2000万~2400万円位:25.4%

 ・2500万~2900万円位:4.4%

 ・3000万円以上:8.1%

「1000万~1400万円位」「2000万~2400万円位」の間で回答した方が、それぞれ全体の4分の1以上の割合でいます。

4年制大学に進学することや、塾・習い事のことを考えると、教育資金は1000万円以上と予想される現状がうかがえます。

その他、同じ意識調査から就学段階別の「子どもの教育費に不安を感じている」保護者割合などを見ていきましょう。