<TIAS>JBLの弩級スピーカーやアーカムの新製品音出し/英「Origin Live」が日本上陸へ

AI要約

ハーマンインターナショナルとヨシノトレーディングの出展内容を報告。ハーマンインターナショナルはJBLの新製品などを展示。ヨシノトレーディングはOrigin Liveブランドの日本上陸予定製品を予告。

ハーマンインターナショナルではJBLとアーカムのスピーカーやアンプをデモ展示。ヨシノトレーディングではDiapasonのスピーカーやNottingham Analogue Studioのアナログプレーヤーを展示。

Origin Liveブランドはイギリスで30年以上の歴史を持ち、日本での導入を前提に秋頃の発表・発売を予定している。

<TIAS>JBLの弩級スピーカーやアーカムの新製品音出し/英「Origin Live」が日本上陸へ

ハイファイオーディオブランド各社が集うイベント「東京インターナショナルオーディオショウ2024」が開幕。本稿では、ハーマンインターナショナルとヨシノトレーディングの出展をレポートする。

JBLの弩級スピーカーやアーカムの新製品を試聴可能

ハーマンインターナショナルは、前日に発売日を迎えたばかりの新製品であるJBLのスピーカー「JBL STAGE 2シリーズ」を始め、JBL、マークレビンソン、アーカム各ブランドから様々な製品を展示。

また、音出しデモでは「L100 Classic MkII」と「Classic Components」シリーズの組み合わせや、現在クラウドファンディングを展開しているアーカムの新製品「Radiaシリーズ」などを用意。JBL「EVEREST DD67000」や「K2 S9900」をマークレビンソン「ML-50」と組み合わせてのデモも用意している。

記者が取材に訪れたのは初日の初回デモというタイミングで、平日金曜日の午前中という時間帯だったが、立ち見がでるほどの盛況ぶり。多くのオーディオファンが熱心に耳を傾けていた。

英「Origin Live」ブランドが日本上陸へ

ヨシノトレーディングは、Nottingham Analogue Studioのアナログプレーヤー「Dais」(アームに「ANNA Arm」を装着)やEARのアンプなどを組み合わせ、Diapasonのスピーカー「Astera」からの音出しデモを実施。EAR製品ではプリアンプ「912」とパワーアンプ「534」との組み合わせか、フォノアンプ「Phonobox」とプリメインアンプ「V12」との組み合わせという2種類を用意している。

また、イギリス・サウサンプトンに拠点を構えるブランド「Origin Live」を新たに取り扱い予定であることを予告。ターンテーブル「Aurora」とトーンアーム「Onyx Mk4」「Silver Mk4」を参考展示し、実際に音出しも行う。

同ブランドはイギリスですでに30年以上の歴史を持っており、世界40ヶ国以上で製品を展開中。最新のCNCマシンなどを揃える自社工場も持っているほか、海外オーディオ誌でも多数の受賞歴があるという。

今回参考展示されている製品はいずれも同ブランドではエントリーモデルにあたり、組み合わせた際の価格は日本円にしておよそ50~60万円代。「日本でも十分なサポート体制を構築できるかなど様々な条件を検討している段階だが、国内導入を前提に動いている」(同社スタッフ)とのこと。どのモデルを展開するかや、日本での価格は調整中だが、秋頃の発表・発売を予定しているという。

東京インターナショナルオーディオショウ2024は、東京・有楽町の国際フォーラムを会場に7月28日までの開催。入場は無料だが事前登録が必要で、公式サイトにて登録を受け付けている。