FOCAL、気軽に持ち出せるコンパクト設計の開放型ヘッドホン「HADENYS」／密閉型ヘッドホン「AZURYS」
ラックスマンは、FOCALブランドから新製品「HADENYS」「AZURYS」の2モデルを発売する。その特長や価格、音質などについて紹介。
開放型ヘッドホンのHADENYSは、アコースティック面でも工夫が凝らされており、ブラウンカラーと繊細な音楽表現にこだわる。一方、密閉型ヘッドホンのAZURYSは、外出先でも没入感のあるリスニングを実現する。それぞれの外観や付属品、仕様にもディテールが充実している。
それぞれのモデルは、上位モデル譲りの音質や素材を取り入れつつ、コンパクトで軽量な設計が特徴。快適な装着感や幅広い再生周波数特性を備え、オーディオ愛好家にとって魅力的なヘッドホンとなる見込み。
ラックスマンは、同社取り扱いブランドFOCAL（フォーカル）から、有線接続の開放型ヘッドホン「HADENYS（ハデニス）」、密閉型ヘッドホン「AZURYS（アズリス）」の2モデルを2024年秋ごろ発売する。
・開放型ヘッドホン「HADENYS」：137,500円（税込）
・密閉型ヘッドホン「AZURYS」：110,000円（税込）
両モデルとも、「UTOPIA SG」や「STELLIA」、「CLEAR MG」といった同ブランドヘッドホン上位モデル譲りの音質を、より気軽に楽しめるように開発されたというコンパクト／軽量タイプのアラウンドイヤー型ヘッドホン。
ドライバーユニットは、アクティブノイズキャンセリング搭載のワイヤレスヘッドホン「BATHYS」に採用された40mm M字型アルミニウム／マグネシウムドームドライバーをベースに再調整。パッシブタイプのヘッドホンに細かくチューニングを施し、ていねいに音楽を表現する繊細さと温かさ、そして大口径ユニットならではのダイナミックなサウンドを再生するという。
本革製のヘッドバンド、マグネシウム製軽量ヨークといった高品位な素材も上位モデルから引き続き採用し、快適な装着感を実現。ヘッドホン本体と同色の専用キャリングケースが同梱する。
開放型モデルのHADENYSは、地球の創世記を表す “ハデアン” にインスパイアされたブラウンカラーを採用した、原点回帰を思わせるオーガニックでタイムレスな意匠が特徴。あらゆる音楽のニュアンスを豊かに捉え、開放型ならではの包み込むような体験が味わえるとする。
ケーブルは3.5mmプラグを搭載し、長さは約1.8m。再生周波数特性は25Hz - 22kHz、インピーダンスは26Ω、感度は100dB SPL/1mW（＠1kHz）。全高調波歪率は0.2％（＠1kHz、100dB SPL）。質量は約294g。
密閉型モデルのAZURYSは、古来より絵の具の原料としても利用されてきた半貴石 “アズライト” にインスパイアされた、淡い藍色の外観を採用。密閉構造を活かし、自宅から外出先まで場所を選ばず没入感のあるリスニング体験が可能だとしている。
ケーブルは3.5mmプラグとインラインリモコンマイクを搭載し、長さは約1.2m。再生周波数特性は15Hz - 22kHz、インピーダンスは26Ω、感度は100dB SPL/1mW（＠1kHz）。全高調波歪率は0.3％（＠1kHz、100dB SPL）。質量は約306g。
