米KKR、教育ソフトのインストラクチャーを48億ドルで非公開化へ

AI要約

米投資会社KKRが教育ソフトウェアプラットフォームのインストラクチャー・ホールディングスを48億ドルで買収し非公開化することを発表。

買収提示額は1株当たり23.60ドルで、1年前に行われた売却価格よりも16%上乗せされた。

トーマ・ブラボーが80%以上の株式を保有しており、2020年に20億ドルでインストラクチャーを非公開化し、1年後に再上場した歴史がある。

米KKR、教育ソフトのインストラクチャーを48億ドルで非公開化へ

[25日 ロイター] - 米投資会社KKRは25日、教育ソフトウエアプラットフォームを手がけるインストラクチャー・ホールディングスを48億ドルで買収して非公開化すると発表した。

KKRの買収提示額は1株当たり23.60ドルで、ロイターが5月にプライベートエクイティ(PE)のトーマ・ブラボーがインストラクチャーの売却を検討していると報じる直前の営業日終値に約16%上乗せした水準。

LSEGのデータによると、トーマ・ブラボーはインストラクチャーの発行済み株式の84%近くを保有しており、2020年に20億ドルでインストラクチャーを非公開化していた。トーマ・ブラボーは1年後、新規株式公開(IPO)を通じてインストラクチャーを再上場させた。

インストラクチャーの主力学習管理システムは「キャンバス」と呼ばれ、「グーグルクラスルーム」、「ブラックボードラーン」などのプログラムと競合する。