大学生の息子が「合宿」で免許を取ろうとしています。20年前は「15万円」で通えた記憶ですが、費用はどのくらいかかるのでしょうか?

AI要約

合宿免許についての費用と注意点をまとめました。

合宿免許の費用は20万円〜30万円程度で、交通費や宿泊施設にも注意が必要です。

AT車とMT車で取得費用が異なるため、慎重にプランを選ぶ必要があります。

大学生の息子が「合宿」で免許を取ろうとしています。20年前は「15万円」で通えた記憶ですが、費用はどのくらいかかるのでしょうか?

運転免許証を取得するには、教習所へ通うのが一般的な方法になるようです。その中で、「合宿」で運転免許証を取得しようとしている人もいるでしょう。

今回は合宿免許に通う際の費用がどのくらいかをまとめました。あわせて、合宿免許の費用に関する注意点もご紹介しています。

合宿免許とは、決められた期間中は宿泊施設に滞在し、運転免許証の取得を目指すものです。通常の免許取得とは異なり、あらかじめ学科や技能のスケジュールが決められています。

ほとんどの合宿免許では、最寄りの教習所を利用できないようです。そのため、普段とは違う環境に身を置き、集中して免許取得を目指せる点がメリットといえるでしょう。

なお、合宿免許では一般的にAT車が最短14日・MT車が最短16日程度で免許取得できるスケジュールが組まれています。通常の免許取得に比べても短期間で取得できることから、まとまった休みを活用して免許を取得する人もいるようです。

合宿免許の費用は、AT限定免許の場合18万円~28万円、MT免許の場合は20万円~30万円程度になるようです。費用の差については、教習所や利用するプランなどによって異なるとされています。

合宿免許は一般的に、通学で免許を取得するよりも安く済むようです。金額でいうと4~5万円程度安くなるようで、少しでも費用面を節約したい方におすすめの選択肢といえるでしょう。

合宿免許の費用が安い理由は、主に回転率の良さや立地が関係していると考えられます。回転率が高ければ、その分多くの生徒を受け入れられるでしょう。また、地方に立地を構えていれば、家賃をはじめとした設備の維持費も安くなる傾向にあります。

なお、合宿免許の費用には宿泊費や食事代などが含まれているケースがほとんどのようです。通学以外の面でもサポートを受けられることから、お得な方法といえるでしょう。

合宿免許の費用について、以下2つのポイントには注意しましょう。

●交通費

●宿泊施設

それぞれの内容について、詳しく解説します。

■交通費

合宿免許の費用を見る際は、合宿所までの交通費がどうなっているかを必ず確認しましょう。プラン料金の中に交通費が含まれているケースもあるようですが、中には上限が設けられていたり交通費が別途だったりする可能性があります。

交通費が別途かかってしまうと、結果として費用面の負担も増えてしまうでしょう。かかる交通費によっては、通いで免許取得するのと変わらないかもしれません。

できるだけ交通費が含まれている合宿免許を選び、無駄な出費が発生しないようにしましょう。

■宿泊施設

合宿免許では、指定された宿泊施設に泊まって通学するのが一般的なようです。ただし、宿泊施設によってプランが変動することがある点には注意しましょう。

場合によっては、知らない人と相部屋になるかもしれません。2週間程度とはいえ、知らない人と過ごすのはストレスの原因になる可能性もあります。

合宿免許のプランでは、シングルでのプランを提供していることもあるようです。ストレスなく免許取得を目指すためにも、宿泊施設がどうなっているかは必ず確認しましょう。

合宿免許にかかる費用は、20万円~30万円程度が相場になるようです。ただし、利用する教習所やプランによっては、それ以上の費用がかかるかもしれません。

また、AT車かMT車かでも費用相場は異なるようです。一般的にはMT免許の取得費用の方が高くつくようなので、申し込む際はどちらにするかを慎重に判断しましょう。

ただし、合宿免許は通学での免許取得に比べると安く済む傾向にあります。そのため、費用面を節約したいなら、おすすめの選択肢といえるでしょう。

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

ファイナンシャルプランナー