全国で危険な暑さ 千葉で最高気温39℃記録 東京・葛飾の花火大会の観覧客は“あの手この手”で熱中症対策
全国各地で猛暑日となり、暑さ対策に追われる人々がいる中、東京・葛飾区では花火大会が行われる河川敷での様子が報じられている。
危険な暑さが続く中、各地で最高気温の記録更新が相次いでおり、熱中症警戒アラートも出される状況となっている。
暑さ対策を施しながら花火大会を楽しむ人々の姿や、炎天下での場所取りの様子が伝えられている。
きょうも全国各地で猛暑日となり、千葉では40℃に迫る暑さとなりました。今夜、花火大会が行われる東京・葛飾区の河川敷には、あの手この手で暑さ対策をする人たちの姿がありました。
きょうも広い範囲で危険な暑さとなりました。
「息するのがしんどい暑さ」
「外がレンジの中みたいで溶けちゃう」
午後3時半現在、各地の最高気温は千葉県市原市で39.0℃、山梨県甲州市で38.9℃などとなっています。
そして、今季はじめて「熱中症警戒アラート」が発表されたのが北海道です。
「もう水遊びしか思い浮かばない。公園とかは朝のうちしか遊べないなと思っていて、きょうも朝の8時から遊んでいます」
帯広市では最高気温32.7℃を観測しました。市内の小学校では、熱中症対策のため下校時間を早める措置がとられました。
そして今夜、東京・葛飾区では夏の風物詩、花火大会が行われます。例年多くの人が訪れる「葛飾納涼花火大会」。その観覧スペースとなっている河川敷には…
記者
「花火の打ち上げまで7時間ほどありますが、すでに多くのブルーシートが敷かれています」
東京(都心)では午後2時半に気温が34.5℃に。炎天下で場所取りをする人たちは…
記者
「日傘が4つほど固められています」
声をかけてみると…
場所取りをする女性
「日焼け防止と熱中症になりやすいので、こうやってかぶせられるように。結構、暑さしのげます。この中であと扇風機も回しているので」
さらに。
記者
「あちらの男性、何か首元に張っていますね」
昼すぎからいる男性2人の対策は…
「熱さまシートが熱いんですよ、“熱シート”になっちゃってて。首の後ろにいま貼ったんですけど、全く効果がない」
あの手この手で暑さを凌いでいました。
この危険な暑さは少なくとも週末まで続く見込みです。