「教える側の専門知識が不足している」“金融経済教育”義務化から2年 大和証券が先生向けに金融教育の模擬授業

AI要約

高校の金融経済教育が2年前に義務化され、先生たちが知識不足を感じる中、大和証券が模擬授業を行う

授業ではバブル到来やライフイベントなどの出来事を通じて投資について学ぶ

先生の半数が金融経済の専門知識が不足していると回答、教育の充実が求められている

「教える側の専門知識が不足している」“金融経済教育”義務化から2年 大和証券が先生向けに金融教育の模擬授業

高校の授業で「金融経済教育」が義務化されてから2年が経ちます。知識不足などから教えることに不安を感じている先生に向けた授業が行われました。

「バブル到来で株価が急上昇しました」

「40代…、家購入しようかな」

大和証券が先生向けに開いた金融教育の模擬授業。

子どもの誕生などのライフイベントやパンデミックの発生など、市場を動かす出来事が書かれたカードゲームを使って実際に投資について学んでいきます。

参加した高校教諭

「金融経済教育を担当していないときに、ふっといろんなことが起こってくると、(自分の知識が)追いついていかなくなりますので」

おととし4月、資産運用などを学ぶ「金融経済教育」が高校で必修化されましたが、去年の調査では先生の半数が「教える側の専門知識が不足している」と回答しています。