日本ハム、片手で食べるゲーマー向けラーメンを開発 27日に発売へ

AI要約

日本ハムがeスポーツ向けの新商品「BOOST NOODLE」を開発し、大手通販サイトで販売する。

ラーメンは片手で食べやすい設計で、コンニャク麺やチャーシュー、ゼリー状の魚介豚骨スープなどを使用。

この商品は片手フード需要に応えるとともに、新市場への挑戦であり、通勤や旅先など様々な場面で利用できる可能性がある。

対戦型コンピューターゲームなどを競技としてとらえる「eスポーツ」市場を狙い、日本ハムは23日、ゲームをしながら片手で食べられるラーメン「BOOST NOODLE(ブーストヌードル)」を開発したと発表した。27日に大手通販サイトなどで売り出す。

ゲーム好きの同社20代若手社員が発案し、長時間ゲームに興じる人向けに約2年間をかけて商品化。「片手で簡単に食べられ、食事に近いものがほしい」とのニーズに応え、コンニャク麺やチャーシューなどにゼリー状の魚介豚骨スープをからめたラーメンに仕上げた。容器は自立するスパウトパウチを採用した。120グラム入りで価格は660円。常温で保存できる。

同社にとってeスポーツ向けの商品は初めてで「新市場へのチャレンジ」(担当者)と意気込む。一方、スマートフォンの普及により、片手で食べられる「ワンハンドフード」の需要が高まっており、同社は「通勤や旅先への移動中など利用できる場面はゲーム中以外にも多い」と期待する。